価格が安い予備試験講座を探している。
スタディング予備試験講座の特徴や評判をしりたい。
本日はこんな疑問に答えていきます。
スタディング(STUDYing)は、働きながら資格取得を目指す社会人に人気のあるオンラインスクールです。
特に近年の成長はすさまじく受講生が著しく上昇しています。
本日はそんなスタディングの予備試験講座について解説していきたいと思います。
ちなみに私はスタディング(STUDYing)行政書士講座の受講経験があるため、全講座共通の学習サポートシステムについてはかなり把握しています。
また、資格スクエア予備試験講座を受講中なので比較検討していきたいと思います。
ついにきちゃったかー。。 pic.twitter.com/2GrYokKgKe
— たんたんめん@社畜 forever (@tantansyachik) July 28, 2020
令和2年の予備試験短答も受験しています。
少しは参考になると思うので是非見て下さい。
現役銀行員をしながら様々な資格に挑戦しています。
保有資格は社労士、宅建、簿記などです。
2020年は行政書士試験と予備試験受験予定。
詳しくはこちら
↓↓
https://reo-tanmen.com/profile/
スタディング【STUDYing】予備試験講座の特徴
スタディングの予備試験講座は他の資格スクールの予備試験講座と比較して、大きな特徴があります。
それは受講料が激安なことと、スキマ時間に特化した学習サポートシステムが充実している点です。
特に受講料は業界で最安値なのはもちろんなのですが、大手の受講料の7分の1という破格の値段設定です。
また、スタディングの学習サポートシステムにつていですが、この機能は神がかっています。
私は実際にスタディングの行政書士講座で予備試験講座と同じ学習サポートシステムを利用していますが、控えめに神です。
時間のないサラリーマンの方には是非一度体験して欲しいです。
正直スタディングなしでは勉強できなくなると思います。
ただ注意点としてスタディングの勉強は全てオンライン上でしか行えないことは理解しておいてください。
PCやスマホ、タブレットなどがないと勉強できない点は注意が必要です。
それでは具体的なスタディング予備試験講座の概要に入っていきましょう。
● 受講料が破格の安さ
● 学習サポートシステムが神
スタディング【STUDYing】予備試験講座の概要
スタディング予備試験講座の受講料
前述しましたが、スタディングの予備試験講座の受講料は業界でダントツに安いです。
具体的な値段はこちらです。
コース名 | 受講料 |
---|---|
予備試験合格コース【基礎】 2023年+2024年対応 | 89,100円 |
予備試験合格コース【総合】 2023年+2024年対応 ※おすすめ | 128,000円 |
司法試験合格コース【総合】 2023年対応 | 119,900円 |
こちらがスタディングの司法試験・予備試験講座の受講料テーブルになります。
この中で初学者に一番適している、予備試験合格コース【総合】の受講料を他のスクールと比較してみましょう。
スタディング予備試験講座、他の資格スクールと受講料比較
資格スクール名 | 講座名 | 受講料 |
---|---|---|
スタディング【STUDYing】 | 予備試験合格コース【総合】 | 128,000円【通常時】 |
資格スクエア | 逆算プラン | 643,500円 |
アガルート | 予備試験1年合格カリキュラム | 649,600円【キャンペーン】 714,560円【通常時】 |
LEC | 予備試験1年合格専用コース | 1,052,870円 |
伊藤塾 | 司法試験入門講座予備試験1年合格 | 1,148,000円 |
こちらのテーブルで比較すると一目瞭然ですね。
スタディングの講座が圧倒的に安いです。
ちなみに予備試験に合格するとお祝い金として10,000円、司法試験に合格すると更に10,000円のお祝い金が貰えます。
最安値も最安値ですね。ここまで安いとクオリティーが不安になるレベルです。
ということで、具体的な講座の中身を見ていきましょう。
スタディング【STUDYing】予備試験講座の内容
それでは、具体的に講座の内容に入っていきましょう。
スタディングの予備試験講座は大きく2つに分かれています。
それぞれの特徴はこちらです。
予備試験合格コース【基礎】 | 主に予備試験の短答試験に対応している講座です。法律基礎科目(憲法、民法、商法、刑法、行政法、民事訴訟法、刑事訴訟法、行政訴訟法)のインプットを目的とした講座です。 ※論文試験対策には対応していません。 |
予備試験合格コース【総合】 | 予備試験合格コース【基礎】に加えて、論文試験対策も追加されている講座です。初学者が1から予備試験合格を目指す基本となる講座といえます。 |
要するに【総合】コースは【基礎】+論文試験の講座となっているということですね。
値段的にも30,000円ほどしか変わらないため、本気で予備試験に合格したいのなら【総合】コースを選択すべきです。
ということで予備試験合格コース【総合】について詳しく見ていきましょう。
予備試験合格コース【総合】の内容
予備試験合格コース【総合】は以下の4つの講座から構成されています。
● 基礎講座
● 論文対策・基本フォーム編
● 論文対策・予備試験実践編
● 法律実務基礎科目対策
基礎講座
基礎講座は予備試験に必要な基礎知識のインプット講座であり、予備試験短答式対策の講座です。
合計348回、174時間の講義となっています。
科目 | 講義数 |
---|---|
基礎法学 | 2回 |
合格特別講義 | 3回 |
憲法 | 46回 |
刑法 | 54回 |
民法 | 83回 |
民事訴訟法 | 43回 |
刑事訴訟法 | 39回 |
商法 | 43回 |
行政法 | 35回 |
講義動画の合間に問題演習があります。
インプット学習とアウトプット学習を繰り返して学習できます。
問題演習に関しては2つの種類があるので紹介しておきます。
スマート問題集 | 講義の受講後に復習として出題される一問一答形式の問題演習です。解説も条文付きで表示されるのでかなり見やすいです。 総問題数1612問とかなりボリュームもあります。 |
セレクト過去問集 | 講義終了後に行う短答式の過去問集です。本番形式の出題になります。 総問題数は719問です。 |
どちらも使いやすさは抜群で、サクサク問題を進めることができます。
このストレスのなさがスタディング講座の大きな特徴といえます。
論文対策講座・法律実務対策講座
続いて論文対策講座です。
論文対策講座に関しては基本的に講義動画での学習です。
基本フォーム編と実践編に分かれています。
以下詳細。
【基本フォーム編】
総講義時間73時間の講座になります。
また講義に連動した、オンライン上でみれるWEBテキストがついています。
問題35問を解説しながら講義が進みます。
科目 | 講義数 |
---|---|
合格答案の書き方 | 6回 |
憲法 | 18回 |
刑法 | 18回 |
民法 | 27回 |
民事訴訟法 | 9回 |
刑事訴訟法 | 9回 |
商法 | 9回 |
行政法 | 9回 |
【実践編】
総講義時間67時間の講座になります。
問題演習48問を実際に解きながら解説していきます。
科目 | 講義数 |
---|---|
ガイダンス | 1回 |
憲法 | 6回 |
刑法 | 6回 |
民法 | 6回 |
民事訴訟法 | 6回 |
刑事訴訟法 | 6回 |
商法 | 6回 |
行政法 | 6回 |
刑事実務基礎 | 3回 |
民事実務基礎 | 3回 |
【法律実務対策講座】
総講義時間は12時間の講座です。
科目 | 講義数 |
---|---|
刑事実務基礎 | 9回 |
民事実務基礎 | 12回 |
法曹倫理 | 5回 |
スタディング論文対策講座はかなりコンパクトな内容となっています。
問題の読解→思考→答案構成3つの段階を身につけることを目的とした講義内容です。
それでは、気になる講師についても見ていきましょう。
スタディング予備試験合格コース【総合】の講師陣
小村 仁俊講師
司法試験総合順位109位【上位1.3%】という成績を残している先生であり実力は確かです。
自分が働きながら司法試験にチャレンジしていた経験から、社会人が効率よく学ぶことができる講座に力を注いでいます。
講義動画をいくつか拝見しましたが、声は非常に聞き取りやすくていいなと感じました。
ただ淡々とテキストの内容を話すという講義が多かった気がしました。
見る人によっては眠くなる人もいるかもです。
主に「基本講義」を担当されています。
小倉 匡洋講師
合格後、法科大学院で特任講師として、1,000件近くの受験生の答案を添削していた経歴もあり、かなり信頼できる先生だと思います。
自分が遠回りしたという経験があるからこそ、受験生の気持ちに寄り添うことができる先生です。
講義動画については、野球などの例えを頻繫に活用したりと受講生が分かりやすいように工夫されているように感じました。
ただちょっと滑舌が悪い気がしました。
全体的には分かりやすくていい講義動画だと思います。
主に【論文対策講座】を担当されています。
スタディング予備試験合格コース【総合】の質とボリュームを検証
スタディング予備試験講座の内容に関しては大分理解できたのではないかと思います。
ここでやはり気になってくるのは、教材の質やボリュームです。
価格が安いということは内容が薄いものになってしまうんじゃないかという懸念が生まれます。
この辺を調査していきましょう。
他の資格予備校とのボリューム、サービス比較
スタディング | 資格スクエア | アガルート | 伊藤塾 | |
---|---|---|---|---|
講義時間 | 250時間 | 400時間 | 650時間 | 900時間 |
質問サービス | ☓ | 〇 | 〇 | 〇 |
添削サービス | ☓ | 〇 | 〇 | 〇 |
こちらの表から分析していきましょう。
まず講義時間に関してはやはりスタディングが一番短いですね。
効率学習をアピールしている資格スクエアでも400時間ほどの講義時間があるのでやや不安に感じます。
また注意すべき点は、スタディングには質問サービス、論文添削がない点です。
ここに関してはかなり気になります。
というのも予備試験は独学での勉強はほぼ不可能といわれています。
なぜなら試験の内容的に、きちんと試験の法則にあてはめた解答を行わないと点数が伸びないからです。
わからない点をしっかり講師に確認してもらう、論文問題を添削してもらい答案を修正していく、この2つは予備試験の答案の法則に近づくための重要事項になります。
講義動画以上にこの2つのサービスがないことは、デメリットですね。
とはいえ
スタディング予備試験講座には欠点があることは前述しましたが、それだけでスタディング予備試験講座に価値がないのかというと、決してそんなことはありません。
なぜなら、スタディングには超優秀な学習サポートシステムがあるからです。
その点についても詳しく解説していきます。
スタデイングの超優秀な学習サポートシステム
学習レポート機能
学習レポート機能は私の一押しの機能です。
私は社労士や簿記、宅建など様々な資格に挑戦し合格してきましたが、その中で気づいたことがあります。
それは、勉強するときは絶対時間を図ってやった方がいいということです!!
当たり前じゃんと思うかもしれませんが、スキマ時間での学習が中心になる場合はほとんどの人は正確な時間を図ることができません。
どうしても小間切れの勉強時間となるため、自分が一日にどれくらい勉強しているかがわからなくなるのです。そうなってくると、実際は30分しか勉強していないのに1時間勉強した気になってしまいます。
これだと勉強の習慣をつけるという点でも足を引っ張ってしまいます。
しかしながら、この学習レポート機能があれば自分の学習時間を簡単に計測できます。
スタデイングの勉強はスマホやタブレットで行うため、勉強すると、その正確な時間が棒グラフによって表示されます。
自分が1週間に何時間勉強したのか、1ヵ月に何時間勉強したのか、総勉強時間は何時間なのか、すべて一瞬で見ることができます。
実際に私はスタデイングの行政書士講座で同じサービスを利用していますが、毎日勉強時間が積みあがっていくのが快感です。
モチベーションアップにも相当いい機能です。
学習フロー機能
学習フロー機能とは、学習する順番を簡単に見ることができるシステムです。
予備試験のような膨大な学習を必要とする試験の場合、何も考えずに学習を行っていると、今自分がどの部分の勉強をしているのか分からなくなることがよくあります。
いわゆる迷子になってしまう状態ですね。
この学習フォロー機能を使うと、今自分がどの分野の学習をしているのかが一目でわかります。
学習が終了すると終了した科目はチェックがつくため自分がどこまで勉強しているのかもすぐわかるので便利です。
もう一つ大事なのは、あとどれくらいでゴールが目得てくるのかもわかることです。
ゴールが見えないと精神的にきつくなってきます。
私も頻繁に利用している機能ですね。
WEBテキスト
これも超重要機能です。
WEBテキストは、いわゆる勉強する際の基本書になります。
問題を解いた際などに分からない点があればこの基本書であるWEBテキストに立ち返り学習することになります。
特に便利なのが、「検索機能」がついている点です。
紙ベーステキストだと調べたい箇所を自分で目次をめくり探さないといけませんが、このWEBテキストの場合は用語を検索すれば1発で探し当てることができます。
相当な時間短縮になるので超おすすめです。
マイノート機能
自分だけのオリジナルのデジタルノートを作成することができます。
ノート作成派の人でも十分満足できる機能になってます。
特に自分で作ったノートは携帯などでいつでも見ることができます。
勉強の幅がかなり広がるシステムです。
暗記ツール機能
この機能は法律用語などを覚えるのに重宝します。
上記のように重要用語が隠された文章でいつでも暗記学習が可能です。
通常の資格予備校であれば、問題集と赤シートなどを用意しないとできないことですが、この機能があると、どこにいても気軽に暗記学習を行うことができます。
予備試験は条文の用語など覚えることが山ほどあります。
上手く利用すれば効率の良い学習が可能ですね。
スタディング予備試験講座の口コミ
スタディング予備試験講座のいい口コミ
そうですね〜マイナー科目は、暗記ですね!サクサク終わらせます!👍
予備試験の勉強少しお試ししてた時、刑法苦手意識あったんですが、スタディング、全然苦じゃないので助かります😂— 青猫@行政書士開業準備中 (@turuturunotubo) February 28, 2020
スタディングの予備試験講座、落ちた私が言うのはなんですが、
・効率特化のカリキュラム
・講義も問題スマホ完結のeラーニング
・昼休みでも見終えられる1講義の短さ
・コスパ最高(安い!)私みたいに、仕事忙しくて机に向かって勉強する時間が十分に取れない人にはおすすめできます。
— こもり (@comoli_ve) August 20, 2020
スタディングの学習システムはストレスがない、苦にならないという声は多かったです。
特に社会人の方には人気があります。
スタディング予備試験講座イマイチな口コミ
スタディング 司法試験・予備試験とかいう、安価を売りにした教材出てきたな。気軽に手を出すのは危険と見た。
— おかえ@色々と手を出しているオタク (@okae) October 12, 2020
受講料が安価な分、内容に不安を感じている人もいらっしゃるみたいですね。
スタデイング予備試験講座まとめ
今回調査してみて、スタデイング予備試験講座はかなり特徴的な講座だと感じました。
メリット・デメリットがはっきりしていて分かりやすいです。
まとめるとこんな感じです。
● ボリュームに不安
● 質問サービスがない
● 論文添削サービスがない
● 学習システムが超優秀
● 短答式対策に適している
気になるのが、スタデイング単体の受講で予備試験合格したという実績の方が見当たらないという点です。
短答式の合格は何名かいらっしゃいましたが、論文合格者の実績はありません。
そういう点を踏まえると、スタデイングの予備試験講座はあくまで基本となる講座として利用し、補填のため他の予備試験講座の論文対策講座などを受講するという使い方をすべきだと感じました。
Twitter上での口コミでは、スタデイングに加えてアガルートや資格スクエアなどの論文単科講座を利用されている方が結構いました。
費用的には元の講座が安いので、大手予備校と比較しても、割安で済むと思います。
総合的にスタデイング予備試験講座の活用の仕方をまとめると、
● 短答式合格を目指す人には適
● 論文合格を目指すなら他の資格予備校も利用する
● とりあえず予備試験の基本を網羅的に学習したい場合は適
色々とお話ししましたが、スタデイング予備試験講座の最大の特徴はやはりその安さです。
現時点でお金があまりない人であれば、とりあえずスタデイング予備試験講座を受講して基本部分を学ぶ、とりあえず短答式合格を目指す、といったような利用の仕方をしても問題ないと思います。
その後実力がついて自信がついたら資格予備校を検討しましょう。
価格が安いスタデイングだからこそできる考え方だと思います。
ぜひ検討してみて下さい。
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