資格の勉強なんかしてなんの役に立つのって同僚に言われちゃった・・
本日は職場でこんなことを言われた経験のある方向けの記事なります。
資格勉強に時間を費やしていると、このようなことを職場の人に言われることがあります。
私自身、何度も経験してきました。
その度に「意味あるに決まってるじゃん」と自分に言い聞かせてきましたが、具体的にどのようなメリットがあるのかは、あまり真剣に考える機会がなかったことに気づきました。
そこで本日は、資格を取る意味について深堀りをしていきたいと思います。
資格勉強を頑張っている方の励みになると思うので良かったら読んでみて下さい。
【本記事の筆者】
銀行員として働きながら、様々な資格に挑戦しています。
現在の保有資格は、社労士、宅建、簿記2級、FP2級などなど。
資格スクエア5期生として司法試験予備試験に挑戦中です。
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プロフィール
現在私は司法試験予備試験の合格を目指し、資格スクエアを受講しています。
司法試験予備試験、もしくは資格スクエアに興味のある方は、私の資格スクエア受講の体験記事をご覧ください。
>>【高野先生の評判は?】資格スクエア、予備試験講座を受講した感想
資格を取得しても意味ないと言われる理由
資格取得することは基本的にポジティブなことなのに、なぜか周りの同僚から批判的なことを言われる事があります。
なぜそのようなことを言われるのか、実際の経験から私なりに分析してみました。
理由をまとめるとこちらです。
- 業務に直接関係がない
- 資格オタクとみなされる
- 部下に資格持ちがいると扱いに困る
一つずつ解説をしていきます。
業務に直接関係がない
まず一つ目の理由です。
資格取得が業務に直接関係しないという問題点です。
私の実体験を例にして話させていただきます。
私は普段銀行業務に従事しています。そして、これまで宅建、社労士、簿記2級などという資格を取得しています。
一見すると、業務に関係する資格のように感じますが、実は資格取得することにより、仕事に影響があるかというと、そういう訳ではありません。
なぜなら私は普段融資の後方として、部下の案件の管理などの事務の仕事がメインだからです。
資格取得により、管理業務の仕事が早く正確になるかというと特段そういう訳でもなく、周りからみても仕事ぶりに変化はないからです。
そういう状況にある場合は、資格取得したとしても、「だから何??」と思われてしまうのです。
業務にかなり密接に関係していなければ、こういうケースは多いと思います。
資格オタクとみなされてしまう
「資格オタク」、こういうふうに呼ばれたことのある人も多いんじゃないでしょうか。
自分としては、ちゃんと将来設計に基づいて資格の勉強をしているつもりなのに、なぜか周りに資格オタクと呼ばれてしまう。
こんな経験をしている人は結構いると思います。
別に「資格オタク」が悪い訳ではないんですが、なんとなく悪意を感じちゃいますよね。
実際にこんなことを言ってくる人は、資格に関する知識がない人がほとんどのはずです。
そのため、「資格をいっぱい持っている人」=「資格オタク」と認識しているのだと思います。
なので悪意がある訳ではないと思うので、あんまり気にしないことが1番の対処方法かなと思います。
部下に資格持ちがいると扱いに困る
上司が資格をいっぱい持っている場合は問題ありませんが、部下が高難易度の資格を持っていると扱いに困る場合があります。
例えば、上司と部下が取引先に挨拶に行く場合などです。
上司の名刺は真っ白なのに、部下の名刺には高難易度の資格が記載されていると、上司としてはなんとなくバツが悪いですよね。
また、なんとなくですが、そういう部下はプライドが高いのではないかという先入観も働きます。
そういう点を踏まえると、資格を取得することが逆にマイナスになることがあると言えるでしょう。
仕事上で資格を活かす為のコツ
ここまで、資格取得に関して、意味がないという点について解説をしてきました。
とはいえ、私自身、サラリーマンが資格取得をすることに関しては超意味があると思っています。
なぜなら私自身、資格取得により仕事上で大きな恩恵を受けてきたからです。
ここからは、仕事上で資格を活かすコツを紹介していきたいと思います。
以下箇条書きです。
- 取得資格を全面に押し出す
- 腰は誰よりも低く
- 知識を周りに還元する
それぞれ解説していきます。
資格取得を全面に押し出す
資格取得を全面に押し出すことは非常に重要です。
実際に私が行っていることを例に出して解説しましょう。
私は社会保険労務士という資格を取得しており、この資格を全面に押し出して仕事をするように心がけています。
名刺に社労士と記載している点はもちろんのこと、顧客と話すときも資格を全面に押し出して接客します。この際のコツはあたかも経験豊富なベテラン社労士のような雰囲気を出すことです。
そのような対応をすることにより、顧客から社労士だからこそ求められることがわかってきます。
当然最初は期待に応えられなくて、お客さんを失望させることもあるかもしれません。
それでも、資格を全面に押し出すことで、時間の経過とともに、顧客の期待に応えることができる社労士になれると思っています。
そして、そうなった時に社労士兼銀行員として、オンリーワンの存在になれると確信しています。
こういった理由から、資格取得は全面に押し出した方が良いと考えます。
腰は誰よりも低く
前述しましたが、高難易度の資格を保有しているほど、プライドが高いと思われがちです。
そのため、自分では普通に接しているつもりでも他の人から見ると鼻につくやつと思われかねません。
対処法としては、これでもかというほど腰を低くすることです。
プライド高いと思ってた奴の腰が低いと、効果は抜群です。評価は逆転します。この点はしっかり利用しましょう。ピンチはチャンスです。
上司に限らず、同僚、顧客にも通用すると思うので是非実践してみて下さい。
知識を周りに還元する
資格保有者は、プライドが高そうという点から派生して、ワンマンプレーをしがちという先入観も持たれています。
この対処法としては、しっかりと自分の専門知識を周りに還元していくことです。
自分の知っている知識は積極的に伝えていきましょう。
例えば、職場において、自分の得意な分野の学習会をするというのも良いかもです。
しっかりコミュニケーションを取れるという点もアピールしていくことが大事です。
本記事のまとめ
いかがでしたでしょうか。
資格取得が意味がないのか、それともあるのかがよく理解できたんじゃないかなと思います。
取得した資格が自分にとって役に立つかどうかは、その後の振る舞い次第です。
特に重要な点を復習しておきましょう。
・資格取得を活かして仕事に取り組む。
・謙虚さを忘れない。
この2点は特に重要ですの、必ず実践して下さい。
さらに付け加えるとすれば、資格取得は努力の証明となる点です。
難易度の高い資格であればあるほど、あなたの価値は高いものとなります。
しかしながら、今の現状に満足せず、努力を積み重ねて下さい。
特に毎日、努力を積み重ねるという習慣は、油断するとすぐ失われてしまいます。
せっかく身につけた努力する習慣を失うことは、何よりも大きな損失です。
謙虚さを忘れずに向上心を持って毎日を過ごして下さい。
それではまた次の記事でお会いしましょう。
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