【意外と簡単!?】社労士試験って合格しやすい!?

社労士試験って難しそう。

私なんか受からない。

本日は社労士試験に対しこんな風に考えてる方向けの記事になります。

社労士試験は合格率、約6%の超難関試験です。

私は2018年に社労士試験に合格しました。

計4回(1回目は記念受験)の試験を受験し何度も不合格を味わった私がいうのもなんですが、

あえて言います。社労士試験は、意外と簡単な試験です。

何回も落ちてる奴が何を言ってるんだと言われるかも知れませんが、簡単だと思う根拠もしっかりとあります。

本記事は、自分に自信がなくて社労士試験にチャレンジするのを迷っている方の背中を押すことができるような内容となっています。

それでは、なぜ社労士試験は簡単なのか!?その理由を解説していきます。

【本記事の筆者】
銀行員として働きながら様々な資格に挑戦しています。
主な取得資格は社労士、宅建、簿記など。
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なぜ社労士試験は簡単なのか?

簡単というと少し語弊があるかもですが、社労士試験は他の士業の試験と比べても非常に取得しやすい試験だと私は考えています。

なぜそう思うのかというと、実際に私の受験経験が元になっています。

社労士の勉強を開始した当初、私は完全独学で勉強していました。

Amazonで適当に基本書を購入し、自分の好きなように計画性もなく勉強をしていました。

そんな勉強方法で受験した、1回目の試験結果がこちらです。

選択式27点択一式41点となりました。

選択式は足切り科目はあるものの基準点を超えており、択一式もあと一点で合格でした。

この時点でおそらく勉強時間は500時間ほどだったと思います。

この結果を踏まえて私が社労士試験に対して感じたことは、社労士試験は点数を合格ボーダーラインに乗せるのは簡単な試験だ。ということです。

ボーダーラインに乗せてしまえば後は運が良ければ合格できますよね。

ここまでたどり着くのは比較的簡単だということです。

これは社労士試験の特徴に理由があると考えます。

簡単にその特徴をまとめるとこちらです。

 全ての問題がマークシート。

 暗記問題が中心。

 勉強方法の型が決まっている。

この三つが主な要因と考えます。

それでは、ひとつずつ深堀りしていきましょう。

全ての問題がマークシート

社労士試験の問題は全てがマークシートです。

他の士業の試験では記述式や論文試験などが導入されており、マークシート試験なのはおそらく社労士試験だけです。

そのため、記述式や論文試験などで必要となる、作文能力文章能力、また計算能力も不要です。

この点は、資格試験に慣れていない人、難関資格に初めて挑戦する人にとっては受け入れやすい点だと思います。

また、学習内容の全てを把握していなかったとしても、マークシート解法のテクニックを駆使することで解くことのできる問題もあります。

勉強時間が不十分で知識が不足していたとしても、問題文からヒントを探して解くこともできます。

こう言った点を踏まえると、マークシート問題しかない社労士試験は、記述式などのある試験よりも簡単という見方ができると思います。

暗記問題が中心

社労士試験の学習で重点をおくべき学習は暗記学習です。

特に選択式試験において、各法律の条文の語句などを暗記することは必須事項です。

期間などの数字を覚えることも非常に重要です。

他の士業、例えば中小企業診断士試験などでは、実例に即した問題等が出題され、暗記力+応用力が必要となります。

その点、社労士試験で重要なのは暗記力だけなので、その点では簡単と言えると思います。

日本の義務教育で暗記中心の試験を受け続けてきた私たちにとっては、社労士試験は大半の人にとってやりやすい試験だと感じると思います。

中には暗記は苦手という人もいるかもですが、そういう人は中小企業診断士試験などの方が向いているかもです。

勉強方法が固定化している

前述した通り、社労士試験は暗記問題が中心です。

そのため、勉強方法が限られています。

私たちが、学生時代に勉強していたセンター試験などの学習方法をそのまま活かすことができます。

とりあえず基本テキストを一通り読んで、問題演習を行う、この方法で合格のボーダーライン上までいくことができます。

実際私はこの方法でボーダー上には乗ることができました。

勉強方法がある程度決まっているため、独学でも短期間である程度のレベルに達することができるのが社労士試験の特徴と言えるでしょう。

おそらく、他の士業試験ではこのような勉強方法では中々点数は伸びないと考えます。

応用力や作文能力は適当に勉強していても中々身につかないからです。

勉強方法という点を踏まえても、社労士試験は簡単だ!!と言えるでしょう。

とはいえ

とはいえ、社労士試験は合格率6%代の難関試験です。

何より、簡単と言ってるお前が何回も落ちまくってるじゃねーか!!というツッコミが聞こえてきます。

ここで、注意していただきたいのは、社労士試験は実力を合格ボーダーラインにのせるのが比較的簡単だということです。

ボーダーラインを超えた確実な合格ラインにのせるためには適正な勉強方法をしていかないといけないのです。

ボーダーラインにのってからが本当の社労士試験と言ってもいいかもです。

私はここの理解ができておらず、運頼みの受験をしていたため社労士試験が長期化してしまったのでした。

ここからは、ボーダー上に乗った後にすべき勉強方法を解説していきます。

合格ボーダーラインにのった後の勉強方法

自分の弱点を把握する。

合格ボーダーラインにのると、自分の弱点が見えてくるはずです。

社労士試験は択一式試験と選択式試験があり、それぞれの勉強方法はかなり異なります。

簡単に解説すると、

択一式の対策・・・ひたすら過去問演習

選択式の対策・・・基本テキストでの学習、一般常識、法改正

私が中々合格することができなかったのは、自分の弱点にそった勉強をしていなかったことが大きな原因でした。

私のケースでは、択一式が弱点だったのに、選択式の対策ばかりをしていたことです。

自分の弱点にそった勉強方法をすることは効率的に合格するためにはめちゃくちゃ大事なので注意してください。

模試を受ける。

社労士試験では模試を受けることはめちゃくちゃ大事です。

模試を受けることで得られるメリットはいっぱいありますが、まとめるとこちらです。

● 時間配分が上手になる。

● 自分の弱点がより深く把握できる。

社労士試験は5時間近くの試験です。

それでも解答時間が足りず時間との戦いになります。

しかし、模試で実戦訓練を積んでおくと解答スピードが格段に上がります。

私はTACの模試をたくさん受けていたおかげで、本番で選択式、択一式どっちも20分くらいは時間の余裕ができました。

時間の余裕があると見直しができるので、他の受験者に対してかなり差をつけれます。

また、弱点を深く把握できる点もかなりのメリットです。

前述したように社労士試験では弱点を把握するのが非常に重要です。

そして、本試験だけの試験結果では自分の弱点を正確に把握することは難しいと思います。

しっかり模試を受験し、自分の弱点を把握することをお勧めします。

資格予備校を受験する

社労士試験でボーダー上の実力を身に付けるのはかなり難しいです。

特に短期間で自分の弱点を把握することは独学では不可能と言えるでしょう。

対策としては資格予備校を利用することをお勧めします。

資格予備校には長年の指導ノウハウがあるため、正確に弱点を把握してくれるはずです。

短期間で効率の良い学習を希望する場合は資格予備校の利用よりいい方法はないと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本記事で社労士試験にチャレンジしてみようかなという人が増えてくれると嬉しいです。

本記事をまとめるとこんな感じです。

● 社労士試験は合格ボーダーラインにのるのは意外と簡単

● ボーダーにのってからが勝負

● 自分の弱点を見つけるのが大事

最初は自分の好きなように勉強を開始しても問題ないですが、実力がついてきた段階で自分の弱点を見つけるように意識してください。

弱点に沿った勉強をしていくことが社労士試験を簡単なものにしてくれます。

では、また次の記事でお会いしましょう。

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