【新企画】税理士試験(財務諸表論)の勉強はじめます。

こんにちは、たんたんめんです。



突然ですが、わたくし税理士試験の財務諸表論にチャレンジすることにします。



最近知り合った税理士の先生に憧れたこと、会社の経営などに興味があることなど理由はいろいろありますが、自分のキャリア設計を考えたときに一番しっくりきたからです。



しかしながら、ただ資格取得を目指しても面白くないので、新企画を考えました。



題して、「勉強本の通りに勉強して、一発合格を目指す!!」です。



世の中には、様々な勉強本が存在します。短期合格を目指す効率学習の本であったり、暗記術に特化した本などなど。



私は、そういう勉強本が結構好きなので、時間があると読み漁ります。そこで考えたのが、そういった勉強本の勉強方法を忠実に再現すれば、効率的に短期合格を実現することができるのではないかということです。


私はこれまで色んな資格を独学で取得してきましたが、社労士資格は4回めで合格、宅建は2回め、簿記2級は4回めでの合格となっており、超効率の悪いやり方をしてきました。



1発で合格できる人とそうでない人との違いはなんなのか。その謎を解くために、本記事では新たな取り組みとして、実際に勉強本を再現しながら、資格試験の合格を目指していきます。



それでは、Shikaku hack magazine 新プロジェクトの具体的な内容に入っていきましょう。


たんたんめん

【本記事の筆者】

現役銀行員として働きながら、様々な資格を取得しています。
保有資格は、社労士、簿記2級、宅建、FP2級など。
資格ブログやYOUTUBEも運営中です。
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再現する勉強方法

まずは、どの勉強方法を再現するかを決めていきます。


今回私が参考にする勉強本が「使える脳の鍛え方」です。




私はこのプロジェクトを始めるにあたって、勉強本、自習本を読み漁りましたが、ダントツで分かりやすく、内容が濃いと思ったのが、この本です。



著者のピーターブラウン氏は少なくとも15の言語を操ったと言われており、その勉強方法も私たちが学校で学んだ方法とは全く異なりました。


本書の勉強法を簡単に要約するのであれば、「長期記憶できる学習をする」ことがもっとも効率の良い勉強方法だと言うことです。



では長期記憶に残る学習とはどんなものなのか具体的に説明していきます。

長期記憶できる学習方法とは

本書によると、私たちが学校教育にて学んだ学習方法は短期記憶のための学習方法であると一蹴されています。


私たちが学校教育で学んだ学習方法とはすなわち、


  1. 教科書に蛍光ペンで線を引く
  2. 頭に入るまでテキストを何度も読み返す
  3. 忘れないうちに復習



このような勉強方法は全て短期記憶でしか効果がなく、学習効率の低い勉強方法であるとのことです。



一方で、本書のすすめる、学習効率の高い長期記憶に残る学習方法とは、簡単にいうと「苦しさを伴う勉強方法」です。

本書の著者であるピーター氏が言うには、脳に負荷をかければかけるほど、その勉強は長期記憶に繋がっていくそうです。



そして、長期記憶に残る勉強方法は具体的に次のように分類されます。


  1. 想起練習
  2. 間隔練習
  3. 交互練習、多様練習



一つずつ詳しく解説していきます。

想起練習


想起練習とはすなわち、思い出すということです。


要するにテキストなどを使わずに、頭の中で思い出しながら学習を行うと言うことです。



ここで思い出して欲しいのは、長期記憶に移すポイントは、脳に負荷をかけることです。



テキストを使って学習するよりも、何もないところから、思い出して学習をする方が、脳に負荷がかかり、かなり苦しい学習になります。



それこそが、短期記憶を長期記憶に移すことができる、肝となる学習になると言うことです。



全てを想起学習にすることは不可能ですが、要所で取り入れることで学習効率がかなり上がるはずです。


間隔練習


続いては間隔練習です。



間隔練習とは、勉強したことを復習する間隔をできるだけ長くすることです。



復習の間隔を長くすることにより、あえて思い出すという状況を作り出すためです。



一般的な学習方法においては、できるだけ間隔を短くして復習を行います。しかし、間隔をあけずに復習するということは、思い出すという点において、比較的簡単です。



簡単なものではなく、一番脳に負荷がかかる方法を選ぶことで、学習効率を上げることが間隔練習のポイントですね。


交互練習・多様練習


お次は交互練習・多様練習です。


交互練習・多様練習とは、簡単に説明すると、いろんなことをいっぺんにやってしまうという練習方法です。


わかりにくいので、野球の練習を例にして説明していきます。


ここで二つの練習方法を比較してみましょう。

① ストレート15球、カーブ15球、チェンジアップを15球順番に打ち返す練習法

② 三種類のランダムの球種を打ち返す練習法



この場合②が交互練習・多様練習に該当します。



そして、この練習方法のほうが大きな成果をあげると本書では解説されています。その理由は想起練習・間隔練習と同じ理由です。


ごちゃまぜにして同時にやったほうが、脳に負荷がかかりより苦しむ勉強法になるからです。



実際に試験で出題される場合もごちゃまぜの問題が多いのでより実践的でもありますね。

使える脳勉強法まとめ


いろいろ解説しましたが、ポイントは、あえて苦しむ勉強方法を選択することです。


箇条書きにするとこちら。

  • 頭の中だけで思い出すという勉強方法が最強。
  • できるだけ間隔をあけて復習する。
  • 色んな分野を同時に勉強する。


この点を抑えながら勉強するようにしていきます。

使える脳勉強法で税理士試験【財務諸表論】合格を目指す


今回、使える脳勉強法を利用しての受験となるため、通信講座等は使いません。完全独学で目指していきたいと思います。そして、費用もできるだけ抑えていきます。



すでにメルカリでTACのテキストと問題集を購入しました。



教材のざっくりした中身は

・理論テキスト5冊
・トレーニングテキスト4冊



とりあえず、使える脳勉強法で、できるだけ脳に負荷をかける学習法で始めていきたいと思います。



試験日は2022年8月2日です!!

最後に


今回、勉強法としてメインで紹介したのは、「使える脳の鍛え方」ですが、私は他にもたくさんの勉強本をよんで知識を身に着けています。


たとえば「ULTRA LARNING」の実践的なアウトプット中心の学習方法などです。どの本も読んだ後にもっと早く読んでおけばよかったと後悔しました。そうすればもっと効率的な学習ができたかもしれないのにと。



勉強本なんて読むひまがあったら、その分テキストを読んだ方がいいだろと思う方もいるかもですが、そんな方は騙されたと思って勉強本を読んでみて下さい。



きっと、資格勉強の手助けになると思います。



それでは、また次の記事でお会いしましょう。

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