【給与計算】現役銀行員が実際にやってみた社労士の副業を解説します。

こんにちは、たんたんめんです。




私は現役の銀行員として働きながら、色んな副業にチャレンジしているちょっと変わったサラリーマンです。




先日、ビジネス誌の「プレジデント」にて紹介していただきました。






コツコツやってると、誰か見てくれてるんだなあ。感謝です。




ということで本日も、私がコツコツやっている社労士副業についてご紹介します。



社労士資格を持っている人、もしくは社労士資格をこれから取得しようとしている人であれば、本業のかたわら、社労士資格を活かして副業を考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。





しかしながら、フルタイムで働いていて、社労士業務を副業で行うことはそもそも可能なのでしょうか??




本記事では、実際の私の経験を踏まえて、その疑問に答えていきます。




そして、今回、実際に社労士業務の一環として給与計算の副業を行いました。




実際に給与計算をしてみて分かったことは、「社労士業は副業でできる!!」ということです。




ただフルタイムで働いていると一筋縄ではいかないことは確かです。



本記事を読めば、社労士業務の内の給与計算について、副業が可能な理由がわかります。くわえて社労士副業をする上での注意点についても解説していきます。




それでは、本編です。


たんたんめん

【本記事の筆者】
銀行員として働きながら、様々な資格を取得しています。
保有資格は社労士、宅建、簿記2級、FP2級など。
資格を活かして副業にもチャレンジ中。(うちの銀行は副業可)

現在は税理士試験の財務諸表勉強中です。

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プロフィール

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社労士の副業、給与計算がおすすめできる理由


社労士業務の中でも、もっともメジャーな業務といえるのが給与計算業務です。


給与計算業務とは、その名の通り、顧問先の代わりに社員への給与を計算してあげることです。


給与計算は単純に、社員への報酬を支払うだけではありません。


日本では一般的に、社員の給与から直接、税金や社会保険料などが天引きされます。




そのため、毎月の給与から天引きされる税金や社会保険料を計算しなければなりません。そして、一円のズレもなく顧問先に税金、保険料、報酬を計算してその結果を提供することを給与計算業務といいます。




そして、私はこの給与計算を実際に3ヶ月間行いました。


その経験を踏まえ、社労士の副業としての給与計算業務はおすすめできると感じています。


その理由をまとめるとこちらです。


  1. 安定して毎月収入がもらえる
  2. 社労士としてのスキルが身に付く
  3. 単純作業なので慣れると簡単



詳しく解説をしていきます。


安定して毎月収入がもらえる


私はこれまで、YOUTUBEやブログ運営、社労士のアルバイトなど、たくさんの副業をしてきました。




そして、いつも感じていたことが「毎月、収入にバラつきがありすぎる!!」ということです。




副業収入が10万円を超える月もあれば、全く収入がない月もありました。




やはり、最終的には副業収入を安定させて、銀行員を卒業したいという思いがあるため、収入が安定しないということは私の悩みでした。




しかし、今回、給与計算という社労士副業を手に入れたことで、私はやっと副業での「安定収入」というものを手に入れました。


というのも、給与計算の仕事は、一度獲得すれば毎月決まった日に同じ内容の仕事の依頼が入り、同じ額のお金を毎月稼ぐことが可能です。






このようなサブスク型の収入を得ると、将来の設計も立てやすくなります。



社労士資格を利用して、将来的に本業の収入を副業で超えたいと考えているのであれば、給与計算の安定収入ははかなりおすすめできるといえます。


社労士としてのスキルが身につく


給与計算の仕組みを理解することは、社会保険労務士として働く上で必ず必要な能力です。




また、給与計算は社労士だけでなく、税理士も取り扱いをしているため、給与計算の知識がある人材は社会的に需要が多いと言えます。





私は普段銀行員として働いていますが、私が銀行で学ぶ業務は銀行内でしかほとんど役に立ちません。



しかし、給与計算の知識はどこの会社であろうと、給与の支払いが発生する以上は必ず必要となります。



特に社労士が給与計算の仕事をマスターすると、その後、社会保険や労働保険の届出等の提出代行業務につなげることができます。



給与計算をしつつ、社労士としての経験値を積み、社会に通用するスキルを身に着け、将来独立をする実力を磨いていくことは社労士資格を所有する人にとってはめちゃくちゃ効率がいいと思います。


単純作業なので慣れると簡単


皆さんは給与計算についてどのようなイメージをもっているでしょうか。



難しそうとか、めんどくさそうとか、結構マイナスなイメージを持っている方も多いかもしれません。



私は給与計算の副業を初めて3ヶ月が経ちますが、私も始めは副業で給与計算をするなんて無理だと思っていました。



しかし、私が実際にやってみて感じたことは、給与計算はとってもシンプルで複雑な計算は必要ない作業であるということです。




そして、毎月の作業は大体同じことの繰り返しなので、一度覚えてしまえば比較的短時間で終わらせることも可能です。


たんたんめん

給与計算の具体的な処理時間は、慣れてくると社員約30名ほどの会社であれば1時間くらいで完了することができます。
ちなみに私はまだ3時間くらいはかかります💦




1時間で完了するのであれば、フルタイムで働いていても余裕でこなせる範囲だと思います。



給与計算をする上で超えるべきハードル


ここまで、給与計算が副業に向いているという話をしてきました。



しかしながら、実際に給与計算をしようと思っても、高いハードルがいくつもあります。



具体的には、以下3つです。


  1. 給与計算の仕事をどうやって受注するのか
  2. 給与計算のやり方をどうやって学べばいいのか
  3. 給与計算システムの導入はどうするのか



この三つのハードルはめちゃくちゃ高いです。



ただ実際に私は、この高いハードルをクリアし給与計算を副業として行っています。




以下詳しく解説していきます。


私の給与計算のハードルをクリアした方法



それでは、前述した三つのハードルの超え方についてです。



方法としてはいくつかあると思いますが、今回は実際に私が行っている方法を紹介したいと思います。



結論から言うと、私は人に頼りまくってこのハードルをクリアしています。


具体的には、税理士さんと信頼関係を築き、その上で給与計算の仕事もらい、やり方も手取り足取り教えてもらいつつ、さらにはシステムも使わせてもらいながら、仕事をこなしています。





ポイントは社労士さんではなく、税理士さんと信頼関係を築くことです。



なぜなら、社労士さんと信頼関係を築いたとしても、社労士のメインの収入である給与計算の仕事をあっせんしてもらえるとは考え辛いからです。

たんたんめん

ちなみにシステムに関しては、ミロク計算システムの権限を付与してもらっています。




しかし、税理士さんであれば、給与計算をメイン業務としている方はほとんどいないため、給与計算の仕事を受注した場合、そのままその仕事を振ってもらえるからです。




税理士さんと強固な信頼関係を築くことで、すべてのハードルを一気に越えることができます。

とはいえ



とはいえ、ここまでの話を聞いて納得できない人もいるかも知れません。




「たんたんめんは、たまたま税理士さんと仲良くなれただけで、再現性はないよ。」



こんな風に感じてる方もいるんじゃないかなと思います。




確かに、わたしが税理士さんと強固なパートナー関係を築けたのは運の要素も強いです。




でも、運の良さだけで今の環境を手に入れたわけではありません。



そのあたりを詳しく解説していきます。

行動しつづけることが運をつかみとる



私が、現在のように税理士さんと強固な信頼関係を築くことができたのは、私が継続して行動し努力し続けた結果だと考えています。

具体的に説明していくと、まず私は、社労士の業務を学ぶために、社労士登録を行い、定期的に行われている社労士の研修に参加しまくりました。






そして、私の転機となったのは、8士業合同相談会というものに参加させていただいたときです。




その相談会は社労士だけではなく、弁護士や税理士など様々な士業の先生が参加しており、私は他士業の先生と知り合いになれるチャンスだと感じだたため、積極的にいろんな士業の先生方に話しかけていきました。






そのときに仲良くなったのが、同年代の税理士の先生でした。




私は、当初から税理士の先生と仲良くなりたいと思っていたので、興味を持ってもらうため、自分が発信しているブログやYOUTUBE、Twitterなどを見せたりして、猛アピールしました。




その税理士の先生は、ちょうどブログやSNSのマーケテイングに興味をもっていらしゃったため、私の話に興味をもっていただきました。




今では、税理士先生に、給与計算のノウハウを教えてもらう代わりに、私は税理士先生のブログを執筆したり、SNSの運用を手伝ったりなど、お互いに非常にいい関係を築くことができています。




確かに、たまたま税理士先生が、ブログやSNSに興味があったのでうまくいったように感じるかも知れませんが、このラッキーは、私が社労士会を通じたイベントに積極的に参加し、尚且つブログやTwitter上で活動を続けていたことが芽を結んだといえます。



なにも行動しなければ、私は今でもゾンビ社員として脳死状態で働いていたとおもいます。




でも、今は行動し続けたことで、幸運をつかみとり、給与計算のノウハウを学び、本物の社労士銀行員になりつつあります。




何がいいたいかというと、今の環境に満足していないのであれば、行動しまくればうまくいきますよということです!!

最後に


本日は社労士の副業、給与計算をメインに解説をおこないました。



ネットなどを見る限り、おそらく、副業で給与計算をしているのは私くらいしかいないんじゃないかなと思います。



それでも私の実体験から、副業で給与計算を行うことは可能であることは証明できます。





もし、社労士副業として給与計算をやってみようかなという人がいらっしゃれば、アドバイスできると思いますので何でも聞いてください。




今後も色々と挑戦して、みなさんの役に立つ情報をお届けしていきます。




それでは、また次の記事でお会いしましょう。


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