【大学生は簿記の勉強をすべき!理由を解説します。】
大学生のうちに取得するおすすめの資格をしりたい。
大学生のうちから簿記を取得するとメリットはある?
本日はこんな疑問に答えていきます。
私は銀行員になって10年以上経過しています。
たまに大学時代を振り返って思うことがあります。
もっと勉強しておけばよかった・・・
毎日、遊んで寝ての繰り返しで、堕落した大学生活を過ごしていました💦
ふと、もし自分が大学生に戻ったらどんな勉強をするか考えることがあります。
そこで一番に思いつくのは、「簿記」の勉強です。
簿記は自分の可能性を大きく広げてくれる資格です。
本日は、大学生が簿記を学ぶべき理由を解説していきたいと思います。
銀行員として働きながら、2020年2月に簿記2級に合格しました。
他にも社労士や宅建士の資格を取得しています。
取得した資格の有益な情報を発信中です。
資格スクエア予備試験講座、第5期生。
簿記を大学生におすすめする理由
受験資格のハードルが低い
簿記検定の種類は大きく3種類あります。
・日商簿記(日本商工会議所主催)
・全経簿記(全国経理教育協会主催)
・全商簿記(全国商業高等学校協会主催)
この三つの中で、社会的な評価が一番高いのは、日本商工会議所が主催する日商簿記です。
本記事では簿記=日商簿記として解説していきたいと思います。
この日本商工会議所が主催する日商簿記検定試験は誰でも受けることができます。
これは大学生にとっては非常に大事なことです。
例えば、社会保険労務士試験などは、受験資格に大卒等の要件があるため大学生は受験資格がありません。
この点で、受験条件のハードルの低い簿記は大学生に向いている試験だといえるでしょう。
試験日程が大学生向き
日商簿記検定は、毎年6月、11月、2月の計三回実施されています。
宅建試験などは年に一度しかない資格です。
そういった試験に比べると、年3回もある試験は非常に取りやすい試験です。
基本的に大学生の場合、就活で資格を活かすためには、企業説明会が始まる、大学3年生の3月にまでに合格するという期限があります。
そのため、年3回も受験のチャンスがある日商簿記試験は、非常に大学生に向いているといえるでしょう。
簿記検定試験は独学でも合格できる。
日商簿記検定試験は2級までなら独学で合格可能です。
実際に、時間はかかりましたが、私は完全独学で簿記2級に合格しました。
この点は貧乏な大学生にとっては非常に重要ですね。
簿記2級の平均勉強時間は350時間ほどです。
大学生なら、本気を出せば3か月ほどで取得可能です。
資格予備校を利用する場合は受験料を合わせると5万以上はかかると思います。
独学なら約2万くらいあれば足りるかなという感じです。
また大学の授業で、簿記の授業があると思うので、そちらを積極的に受講するのも一つの手段です。
実際、私も法学部でしたが、簿記の授業を受講していました。
注意してほしいのは、いきなり2級の勉強からするのは止めた方がいいということです。
私はその方法で3回不合格となりました。
絶対3級から始めて下さい。
簿記は基本がめちゃ大事です。
詳しくはこちらの記事を見て下さい。
ちなみに簿記1級を目指すなら資格予備校の利用をおすすめします。
多分独学じゃキツイです。
簿記資格保有者は就職活動で有利
日商簿記2級の取得者は就活でかなり評価されます。
1級の保持者となれば、一流企業への就職も可能でしょう。
簿記は企業のお金の流れを把握することのできる知識を身に着けることができます。
そのため、簿記の知識はどんな業界でも評価の対象となります。
また、日商簿記を取得していることは、それだけで努力してきた証となります。
面接でのアピールにも使える点もおおきなメリットです。
特に経理部門に強いとみなされるため、会社の経営に近いところに配属されます。
現場での営業が嫌だなあ。と考えてる人にはメリットになりますね。
Fラン大学に通っている大学生でも、簿記2級以上を保有していれば、ホワイト企業への就職の可能性が見えてきます。
簿記資格はフリーランスになっても活きる
簿記を学ぶことは、経営のノウハウを学ぶことです。
そのため、個人で独立する場合もその知識は活きてきます。
最近では、ビジネス系YOUTUBERに感化された大学生が卒業後、フリーランスとして独立するケースが増えてきています。
個人での営業活動で発生した、収入や支出、資産や負債などの帳簿の作成は必須になってきます。
その基本的な知識を、簿記の学習でおさえておくことは、かなり役に立つと思います。
簿記3級の知識があるだけでも十分メリットがあるでしょう。
税理士、公認会計士を目指せる。
簿記の学習は、税理士、公認会計士の資格試験につながっていきます。
もし、日商簿記の勉強の中で、自分に向いてると感じるならチャレンジしてみるのも一つの選択肢です。
社会人が働きながら、税理士、公認会計士に合格するのはかなりむずかしいです。
しかし、時間に余裕のある大学生が在学中に合格を目指すのはおすすめできます。
私もチャレンジしとけばよかったと今では後悔しています。
難易度は高いですが、人生をかえることができる資格なので挑戦してみる価値はあるでしょう。
ただ、税理士、公認会計士は独学ではほぼ不可能といわれています。
もしチャレンジするのであれば、資格予備校の利用を検討してください。
お金も結構かかると思うので、両親としっかり話し合ってみて下さい。
公認会計士で人気のあるYOUTUBERを紹介しておきます。
モチベーション上がるかもです。
スタートダッシュで同期と差をつけれる
私は、会社へ就職後、簿記2級を取得しましたが、簿記の知識を得たおかげで会社の仕組みというものを理解できるようになりました。
特に会社に入ったばかりの新入職員の頃は、会社がどのような仕組みで収益をあげているのか、自分の給料はどこから払われているのかなどがイメージできませんでした。
会社というものが完全にブラックボックスと化しており、ただ働いている感じでした。
しかし、簿記の知識を得ることで、収益や費用の考え方、資産や負債などをイメージできるようになり、多少は経営というものに近づくことができた気がします。
大学生のころから、このような知識を身に着けておくことは、入社後、新入社員として一歩先に行くことができます。
簿記を学ぶことで、スタートダッシュを決めて、同期と差をつけましょう。
大学生が簿記の勉強をすべき理由、まとめ
・大学生でも受験資格がある。
・難易度がそんなに高くない。
・一年に3回あるため取得しやすい。
・就活に有利
・フリーランスでも役に立つ。
・スタートダッシュで同期と差をつけれる。
以上が大学生が簿記の勉強をすべき理由となります。
大学生の時は、誘惑も多く遊びたいのも分かります。
私も全然勉強せず遊びまくってました。
しかし、だからこそいいたいです。
今、ほんの少しでいいので、努力することができれば大きく人生を変えることができます。
それぐらいの力が簿記にはあります。
司法試験に合格しろとか、そんな無茶なことをいっているわけではありません。
ほんの少しの努力でいいんです。
この記事を見てくれたなら、今すぐに行動しましょう。
簿記は一生の武器になってあなたを助けてくれるはずです。
では、また次の記事でお会いしましょう。
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