【4回目で合格。】簿記2級、独学の方法。難易度や勉強時間も解説。

【4回目で合格。】簿記2級、独学の方法。難易度や勉強時間も解説。

簿記2級を目指したいけど、何から始めたらいいの?

簿記2級の難易度や勉強時間はどのくらいなの?

本日はこんな疑問に答えていきます。

私は銀行員として働きながら、独学により4回目の試験でようやく日商簿記2級に合格しました。

正直に言って簿記の勉強は超苦手でした。

3回も不合格となったことで学んだこともたくさんあります。

自分がどれだけアホなのかというのも身に染みて分かりました・・・

失敗から学んだ経験を、皆さんに伝えていければと思います。

それではいきましょう!!

【本記事の筆者】
2020年2月に4回目の試験で日商簿記2級に合格しました。
諦めの悪さがとりえです。
現在銀行員として働きながら取得資格の情報発信ブログを運営。
脱サラして弁護士になるのが夢です。
CONTENTS

日商簿記2級の難易度はどのくらいなのか

簿記2級、合格率から見る難易度

日商簿記2級の難易度は、日商簿記3級の難易度から格段に上がります。

まずは合格率から見てみましょう。

受験者数 合格者数 合格率
154回
(2020.2.23)
63,981名 13,409名 28.6%
153回
(2019.11.17)
62,206名 13,195名 27.1%
152回
(2019.6.9)
55,702名 10,666名 25.4%
151回
(2019.2.24)
66,729名 6,297名 12.7%
150回
(2018.11.18)
64,838名 7,276名 14.7%
149回
(2018.6.10)
52,694名 5,964名 15.6%
148回
(2018.2.25)
65,560名 14,384名 29.6%
147回
(2017.11.19)
63,757名 10,171名 21.2%
146回
(2017.6.11)
58,359名 20,790名 47.5%
145回
(2017.2.26)
78,137名 15,075名 25.0%

【日本商工会議所公式ページ参照】

日商簿記2級の合格率は年度によって、かなり違いますね。

中には47.5%みたいなボーナス年もありますが、基本は22%~23%くらいが平均値になります。

しかし、日商簿記2級の合格率で注意していただきたいのは、受験者のほとんどが日商簿記3級の合格者だということです。

ようするに、日商簿記2級は合格率以上に難易度は高いんです。

私の感覚では、合格率約15%の宅建試験と同じくらいの難易度かなと感じました。

まあ、私の場合3回も落ちてるので、思い出補正的なものがあるかもですが。

簿記2級、勉強時間から見る難易度

日商簿記2級の独学での必要勉強時間は、簿記3級合格程度の知識がある状態で250時間~300時間ほどといわれています。

おすすめはできませんが、いきなり簿記2級に挑戦するなら、350時間以上はかかると考えて下さい。

参考までに、他の資格と必要勉強時間を比較すると、

資格名 必要勉強時間
宅建 約300時間
行政書士 約500時間
TOIEC L&R 600点 約300時間

こんな感じです。

決して楽に取れる試験ではないということがわかると思います。

簿記2級独学の方法

まずはスケジュールを決めましょう

まずは、自分の生活リズムに合わせたスケジュールを組みましょう。

日商簿記2級の試験は、毎年3回、2月6月11月の中旬の日曜日に実施されています。

日本商工会議所公式ページ

だいたい、4~5ヵ月おきに実施されていますので、自分の状況にあわせて何月に受験するのかを決めましょう。

本気で合格を目指すなら、300時間は勉強時間として確保した方がいいと思います。

それで計算すると、毎日2時間の勉強として、5ヶ月くらいで取得するのが一般的かなと思います。

4ヵ月で取得を目指すなら、一日2.5時間の勉強計画となりますね。

自分が1日に何時間勉強できるのかを把握して、スケジュールを組んでみて下さい。

日商簿記2級の試験内容を把握しよう

日商簿記2級の試験詳細

試験科目 試験時間 合格基準
商業簿記
工業簿記
120分 70%以上

日商簿記2級は120分の試験です。

正答率70%以上で合格となります。

日商簿記2級の試験科目とは

日商簿記2級は、3級と異なり、試験科目に工業簿記が追加されています。

それぞれの科目の特徴を簡単に説明すると、

商業簿記 商業簿記とは、一般的に小売業や卸売業などの、資産や負債等の増減を帳簿に記録することです。扱う帳簿は、貸借対照表、損益計算書などです。連結会計などかなり複雑な計算を必要とする問題もあります。
工業簿記 工業簿記は主に工場を所有する製造業を対象としています。商業簿記と違う点は、製品の原価計算が出題される点です。特徴としては、単純な計算問題が多く、商業簿記より点数は比較的取りやすいです。

試験科目に工業簿記が追加されることで、勉強するボリュームがかなり増えてきます。

3級合格者でも、すぐには理解できない点がかなりありますので心してかかりましょう。

日商簿記2級のテキストと問題集を選ぼう

まずはテキストを選びましょう。

テキスト選びはそこまで悩む必要はないと思います。

Amazonとか楽天で購入してください。

一つ注意してほしいのは、初学者の方は、いきなり2級のテキストで勉強しようとしてはいけません。

2級のテキストは3級の知識がある前提で作成されているので、ある程度知識がないとさっぱりわかりません。

自分はまさにこの状況に陥りました。

3級合格がまだの人は、まず3級の勉強から始めましょう。

私が利用していたテキストは、スッキリシリーズパブロフシリーズです。

簿記のテキストではどちらもかなりメジャーです。

わたしはスッキリシリーズを主に使用していました。

スッキリシリーズの特徴は、絵や図が多く、非常に分かりやすいところです。

かわいいキャラクターがいっぱい出てくるので、ストレスが軽減されます。

また改正点などについても、しっかり特集で説明がある点もかなりいい点だと思いました。

テキストには量は少ないですが問題集もついています。

ただテキストの問題集のみでは実践演習が少なくなるので合格レベルになるのはちょっとキツイです。

きちんと過去問題集を購入することをおすすめします。


パブロフシリーズのテキストもかなり受験生の評判がいいテキストです。

特に工業簿記のテキストの評判が高かったので、工業簿記が苦手だった私は、購入して使用していました。

テキストの内容としては、パブロフ君とお兄さんが会話形式で分かりやすく説明してくれます。

工業簿記の基本はこのテキストでかなりばっちり学べます。

マンガもついてるので工業簿記が苦手な人も楽しみながら勉強できます。

自分はスッキリシリーズとパブロフシリーズ両方使用していましたが、どっちかに決めて使用することをお勧めします。

そっちの方がたぶん使いやすいです。

テキストは好き嫌いがあると思うので自分に合いそうなものを選んでください。

簿記2級、独学の始め方

まずは基本テキストを読む

まずは、テキストを読むことから始めましょう。

日商簿記2級はボリュームがかなりあるので、テキストを1周するのもかなり大変です。

簿記3級と比較すると難易度もかなりあがるため、心折れる可能性大です。

ですが、最初のテキスト読みを乗り越えることができれば、必ず光が見えてきます。

なんとか2回は頑張って読んでみて下さい。

どうしても理解が進まないときは、通信教育に切り替えるのもありです。

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過去問を解きましょう

基本テキストを読んだら、過去問を解いていきましょう。

ここで注意してほしいのは、予想問題ではなく過去問を解くことです。

過去問より優秀な問題演習はありません。

また過去問を解く際には、解答時間も意識しましょう。

簿記2級は時間との勝負になります。

120分の間にいかに多くの問題を解くことができるかが合格のカギです。

こんなイメージで解いていってください。

過去問演習は、問題数をこなせばこなすほど、点数は伸びていきます。

連結会計など、めちゃくちゃ難しい問題もありますが、考えても分からないところは飛ばしてもOKです。

自分は今でも連結会計はさっぱりです。(笑)

連結会計がとけなくても他でカバーできるため、テンポよく進めていきましょう。

最後に


簿記2級は正直言ってかなり難しいと思います。

自分は3回も落ちてますから💦

それでも諦めなければ必ず合格できる試験です。

そして、日商簿記2級合格は、みなさんが思ってる以上に社会的価値の高い資格です。

会社員であれば、評価にも影響してくることは間違いないです。

営業などの現場で働いている人は、より経営に近いところへ環境を変えることができるかも知れません。

また転職市場での価値もかなり高まります。

難易度は高いですが、その分見返りも半端ない資格なので、ぜひ諦めずに頑張ってみて下さい。

では、また次の記事でお会いしましょう。

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