【ファイナンシャルプランナー2級】銀行員が働きながら独学で合格した方法

ファイナンシャルプランナー2級資格の取得を独学でしたい。

スキマ時間を利用して効率よく合格する方法を知りたい。

本日はこんな疑問に答えていきます。

私は銀行員として働きながら、2014年の10月にFP2級の試験に合格しました。

学科試験に関しては1発合格でしたが、実技試験は2回目の受験での合格でした。

特に通信講座等の利用はなく、完全独学での合格でした。

私の独学の勉強方法が少しでも役に立てばと思い本記事を執筆しています。

それでは始めていきます。

【本記事の筆者】
銀行員という社畜でありながら、様々な資格にチャレンジしています。
保有資格は社労士、宅建、簿記2級などです。
令和2年予備試験受験しましたが短答式で不合格でした。
来年はとりあえず行政書士合格を目標にします。
いつか脱・社畜します。

CONTENTS

FP2級、勉強方法

スケジュールを立てる

まずは試験日程を把握してスケジュールを立てましょう。

こちらがFP2級のスケジュール日程です。

2020年度FP2級スケジュール
試験日 受験申請期間 合格発表日
2020年5月24日 3月12日~4月2日 2020年6月30日
2020年9月13日 7月6日~7月28日 2020年10月23日
2021年1月24日 11月10日~12月1日 2021年3月5日

毎年5月、9月、1月に実施されています。

ここから逆算して学習を開始していきましょう。

働きながら合格を目指すのであれば、試験日の3ヵ月~4ヵ月前くらいから勉強を開始した方がいいかなと思います。

私の場合は試験日の2ヵ月前から開始しました。

結果として実技に落ちてしまったので、1発合格を目指すのであれば最低3ヵ月はあった方がいいかもです。

私の勉強方法

私が行った基本の勉強方法はこちらです。

① 基本テキストを1回通読する。
② 過去問題集を解く。
③ 過去問題集でわからない点があったら基本テキストに戻る。
④ ②~③を繰り返す。
⑤ スキマ時間は過去問道場

基本的にはこの作業を繰り返すのみです。

とりあえずは基本テキストを1回通読してみてください。

正直1回通読するだけでは、テキストの内容はほとんど頭の中に残ってないと思います。

しかしその状態で全く問題ないです。

とりあえず1回読んだら過去問演習に入っていきましょう。

過去問演習に関しても1回基本テキストを読んだくらいの知識では全然解けません。

ただ解けないなりに、テキストを見直しながら解いていきしょう。

そのうちスラスラとけるようになります。

また、スキマ時間は過去問道場を利用しましょう。

過去問道場は社労士の記事でも紹介していますが、超有料級の無料WEBサイトです。

過去8年間にさかのぼって過去問を解くことができます。

学科も実技も対応してます。解説もしっかりしており、マジで神サイトなので是非利用しましょう。

過去問道場で過去問を解いてみる

学科の勉強の注意点

学科は4肢択一の選択問題です。

特別な対策は必要ないです。

前述したとおり、過去問題集と過去問ランドでひたすら問題を解き続ければ自然と点数は伸びてきます。

FP2級の択一は過去問からの出題の割合が高いため、過去問をやれば間違いありません。

信じて突き進んで下さい。

実技の勉強の注意点

FP2級の実技試験は任意の科目の選択をしなければなりません。

そして、FP協会きんざいどちらを通して申し込むかにより選択できる科目が異なってきます。

分かりやすく表でにまとめるとこちらです。

きんざいの実技 FP協会の実技
個人資産相談業務 資産設計提案業務
中小企業主相談業務
生保顧客資産相談業務
損保顧客資産相談業務

この中から一つを選択することになります。

FP協会申込であれば、資産設計提案業務一択のため選ぶ必要はありません。

どれを選ぶかは自分が得意なもの、仕事に関係しているものを選択してもらえばいいかなと思いますが、勉強のしやすさ、対策の立てやすさで言うと、きんざいなら個人資産相談業務FP協会なら資産設計提案業務です。

この2つは過去問題集でも問題数が十分あるので非常に勉強しやすいです。

特にこだわりがなければ、FP協会を選択してください。

自動的に資産設計提案業務になります。

実技の問題の特徴としては、実際に顧客に提案を行うという実戦形式の問題が出題されます。

特に計算問題が多いのが特徴です。

学科に合格する知識レベルがあれば解くことができる問題がほとんどですが、まったく対策していないと落ちます。

なぜなら、私は対策せずに挑んで普通に落ちたからです。

4肢択一のみしか勉強してないと計算問題が出題されたときにミスする可能性が高いので一通り問題は解いておきましょう。

また、過去問道場でも資産設計提案業務の実技問題は対応しているので利用し見て下さい。

私の勉強時間

FP2級の必要勉強時間は200h~300hといわれています。

しかしながら、私の実体験から100hくらいでも合格ラインには乗ると思います。

私が実際に勉強した期間は2ヵ月ほどでしたが、毎日の勉強時間は1h~2hくらいでした。

合計するとちょうど100hくらいだと思います。

結果として、実技に落ちてしまったんですが、学科に関しては合格できたのでボーダーラインには到達していたと思います。

ファイナンシャルプランナー2級は学科に受かれば次回からは実技だけでいいので次の試験で合格できました。

私が銀行員として働いているというのを差し引いても、肌感覚ではネット上で言われているほど勉強時間はかからないんじゃないかなと思います。

私が使用したテキスト

基本テキスト

私が使用していたテキストはきんざいのテキストです。

このテキストの特徴としては、かなり詳しい内容まで網羅しているテキストだという点です。

文字多めなので試験慣れしていない人だと結構読むのはつらいかもしれません。

私の場合さっと読んで、あとは辞書代わりにこのテキストを使っていたので、詳しく記載されている点がありがたかったです。

ただ、向いていない人は向いていないかもしれません。

【初学者向けのわかりやすいテキスト】

きんざいテキストは好き嫌いがあるかもなので、初学者に人気のテキストも紹介しておきます。

こちらは年間売上ナンバーワンの超人気テキストです。

内容としてはとにかくわかりやすいのが特徴です。

なんと全てフルカラーのテキストになっています。

図も多めで初学者にお勧めなのもうなずけますね。

勉強になれていない人はこっちのテキストの方がおすすめです。

過去問題集

私が使っていた過去問題集はこちらです。

ぎんざいの問題集でもよかったんですが、このテキストの方が1冊にまとまってて安かったのでこちらにしました。

この問題集のいい点はとにかく解説が分かりやすかった点です。

上記のとおり、図がいっぱいでストレスなく問題演習をすることができました。

フルカラーじゃないのはちょっと残念だけどかなりいい問題集でした。

FP2級、勉強方法まとめ


今回はファイナンシャルプランナー2級の勉強方法について解説させていただきました。

実体験に基づいての解説だったので少しは参考になったんじゃないかなと思います。

FP2級はとにかく範囲が広いです。

色んな分野がありすぎて頭が混乱するかもしれません。

最初は難しすぎると思うかもしれませんが、実際に問題を解いてみると案外解けるので怖がらずにチャレンジしてみて下さい。

学習のコツはとにかく基本テキストを1周することです。

理解出来ない部分はすっ飛ばしてもいいのでとりあえず1周して問題をとく‼

これにつきます。

働く上で役に立つ知識がたくさんあるので、ぜひ頑張って勉強してみて下さい。

では、また次の記事でお会いしましょう。

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

CONTENTS
閉じる