【ITパスポート】IT初心者の銀行員が働きながら取得した勉強法を解説。

【【ITパスポート】IT初心者の銀行員が働きながら取得した勉強法を解説。

・ITパスポートってどんな資格なの?

・難易度や勉強時間、勉強方法についても知りたい!

本日はこんな疑問に答えていきます。

私は現役地方銀行職員として10年超働いています。

今年に入り、役員命令で本部勤務の職員は全員ITパスポートを取得することが勧告されました。

銀行業界でもITに関する必要性の高まりから、情報系資格の登竜門であるITパスポートに関心が高まっています。

ちなみに、私は2019年7月にITパスポートを取得しています。

それでは、解説していきます!

【本記事の筆者】
地方銀行を拠点とする社畜です。
10年超の銀行勤めにより、心身ともに疲弊。
脱社畜のために副業ブログを開設。
社労士、宅建など取得してきた資格の有益な情報を発信します。
CONTENTS

ITパスポートってどんな資格?

情報系資格の概要

ITパスポートは経済産業大臣が実施する国家資格であり、情報処理技術者試験の一つです。

情報処理技術者試験を難易度順に表にするとこちらです。

試験名 必要勉強時間 合格率
ITパスポート 50h~100h 50%
情報セキュリティマネジメント試験 100h 50%
基本情報技術者試験 200h 25%
応用情報技術者試験 500h 20%

他にもありますが、一応ここまで紹介しておきます。

ITパスポートは名前の通り、情報系資格の入り口と考えてもらっていいです。

ここで注意してほしいのは、あなたがITパスポートだけ取得したいのか、それとも今後基本情報技術者試験を受験してステップアップしていきたいのかで勉強の仕方が変わってきます。

ただITパスポートを取得したいだけなら基本をすっとばして過去問演習を繰り返すだけでも取得できます。

しかし、その後、基本情報技術者試験などを受験する場合には基本をおろそかにしたことがボディーブローのように響いてきます。

そのため、情報系資格に対する自分の目標をしっかり見定めて試験勉強を始めていきましょう。

ITパスポートの難易度

ITパスポートの必要勉強時間は50時間~100時間です。

ITの知識がすでにある人は50時間以内で合格している人もいるみたいです。

また1ヵ月に複数回開催されていることから非常に取得しやすいです。

難易度的には易しい試験ですね。

100時間ということは毎日2時間の勉強で2ヵ月~3ヶ月という感じです。

ITパスポート試験概要

ITパスポート試験概要はこちらです。

項目 内容
試験時間 120分
出題数 100問
出題分野 ストラテジ系(経営):35問
マネジメント系(IT管理):20問
テクノロジ系(IT技術):45問
合格基準 総合評価点600/1000点以上であり、かつ分野別評価点も300点以上

【ITパスポート試験公式サイト参照】

試験は試験会場のパソコンにて行われます。

受験者はパソコンに表示された問題に対し、マウスとキーボードで回答を入力します。

試験日程は月に多くて3~4回開催されています。

日程はこちらでご確認ください。
↓↓
ITパスポート試験公式サイト

ITパスポート試験内容

ITパスポート試験は社会人や学生が備えるべきITに関する基礎的な知識について出題されます。

具体的には、AI、ビッグデータ、IOTなどの新しい技術に関するものや、IT経営戦略やマーケティング、セキュリティに関する知識、マネジメントなど幅広い分野の知識を総合的に問われます。

表にまとめるとこんな感じです。


【ITパスポート公式サイト参照】

ITパスポート試験、勉強方法

ITパスポートの勉強方法は、アウトプット学習中心がおすすめです。

インプットとアウトプットの割合は3:7くらいをイメージしてください。

なぜならITパスポート試験問題は50%以上が過去問から出題されるからです。(過去問がそのまま出題されるわけではありませんが。)

ただし、今後基本情報技術者試験も視野に入れている場合は、基礎作りのため、インプットも手を抜かないよう注意しましょう。

まずは基本テキスト読みでインプット

まずは基本テキストを読み込みましょう。

とりあえずは一回通して読んでみて下さい。

初学者の方は初めて見る単語なども多いため最初はかなりきついかもしれません。

多分一回読んだだけでは3割くらいしか頭に残らないと思います。

ただみんな最初はそんな感じなので安心していいです。

とりあえず一回通して読むということを心がけて下さい。

一回読んだら過去問演習に入って大丈夫です。

過去問演習でわからない部分が来たらまた基本テキストに戻るという感じです。

基本テキストはAmazonで上位にあるやつでいいと思います。

ちなみに私が使っていたテキストはこちらです。

キタミ式IT塾ITパスポート

【キタミ式IT塾ITパスポート】

非常に分かりやすいテキストで図解回多めです。

かわゆいキャラクターがITについて教えてくれます。

私はIT初学者だったのでかなり良かったです。

スラスラ読めました。

初学者にはかなりおすすめのテキストです。

もう一つ、ネット上で評判のいいテキストも紹介しておきます。

出るとこだけ!ITパスポートテキスト&問題集

【出るとこだけ!ITパスポートテキスト&問題集】

キタミ式よりは字が多めで、勉強慣れしている人向きのテキストです。

キタミ式と違う点は問題演習がついている点です。

解説もしっかりしていて分かりやすいです。

インプット学習とアウトプット学習を交互に行えるため効率のよい勉強ができるようになっています。

こちらのテキストもかなり評判がいいので選択肢の一つにしてみて下さい。

過去問演習でアウトプット

ITパスポート試験ドットコム過去問道場

基本テキストでインプットが終わったら次は過去問演習です。

ITパスポートには過去問演習の超優秀なツールとして、ITパスポート試験過去問道場というWEBサイトがあります。

無料サイトですがマジで優秀すぎてヤバいツールです。

というか私はアウトプット学習はこのサイトしか行っていません。

このWEBサイトのおかげで問題集買ってません。

こちらのサイトです。
↓↓
ITパスポート試験過去問道場

めちゃくちゃシンプルで操作性も抜群です。

ボリュームも申し分なく過去22回分の試験問題をすべて解くことができます。

自分が解きたい年度の問題を指定したり、模擬試験形式で解いたりできます。

またオプション項目を選択すれば、計算問題を中心に問題を解くなど自分が苦手とするところを中心に問題演習することもできます。

受験生のほぼすべての要望を満たしています。

出題開始ボタンをPUSHしてもらうと問題演習が始まります。

選択肢を選ぶと正誤と解説が表示されます。


解説もかなりしっかりしていて全てがこの過去問サイトで完結しちゃいます。

皆さん、このクオリティーで無料なんですよ・・・

ヤバくないですか?

しかもITパスポート試験だけじゃなく、情報セキュリティマネジメント試験や基本情報技術者試験、応用情報技術者試験など、ほぼすべての情報系試験に対応しています。

私は昼休みなどのスキマ時間とかを利用してずっと解いていました。

あとはベッドでゴロゴロしながらも勉強できるんで最高でしたね。

パソコンやタブレットの方が見やすいですが、スマホでも問題ないです。

正真正銘の神サイトです。

騙されたと思って一度利用してみて下さい。

ITパスポート試験パーフェクトラーニング過去問題集

スマホじゃ見にくい!紙ベーステキストじゃなきゃ嫌だ!という人のために、こちらのテキストを紹介しておきます。

【ITパスポートパーフェクトラーニング過去問題集 】
こちらのテキストは過去23回分の試験問題が収録されている、非常にボリューミーな問題集です。

とにかくいっぱい問題を解きたいという人向けの問題集になっています。

ITパスポート試験はアウトプット学習が非常に重要な試験になりますので、問題数の多いこの問題集はおすすめです。

ちょっと見にくいかもですが、解説も図解多めでとても分かりやすいです。

めちゃくちゃ分厚いので最初はビックリするかもしれません。

しかしながら、受験生の評判はかなりいい問題集なので是非利用してみて下さい。

勉強方法まとめ

ITパスポート試験はアウトプットを繰り返すことが攻略のコツです。

上記で紹介した過去問道場を繰り返し解くだけでも合格は可能でしょう。

しかし、前述したように基本をすっとばすと、今後のさらにステップアップしていく際に活かせません。

そのやり方では、ITに対する面白さなども感じることができないでしょう。

できれば、問題を解きながら疑問に思った点は基本テキストに立ち返って、きちんと理解しながら勉強を進めていってほしいです。

合格後は、上位資格である基本情報技術者試験につなげていきましょう。

最後に


ITの勉強はこれからの時代必須です。

ITパスポート試験はITの基礎知識を学ぶことができる有意義な試験です。

もしかしたら、ITパスポートの合格がきっかけとなり、プログラミングなどを学んでみたいと思うようになるかもしれません。

自分の可能性を大きく広げてくれる可能性のある試験でもあります。

また、ITに関する最先端の知識を学ぶことができることは、仕事をする上でも必ず役に立ちます。

今後会社の中で働く上で、ITは切り離すことのできないものです。

ITパスポートを取得することができれば、ITリテラシーのある人材とみなされるため、IT関連の部署に配属される確率も高まります。

IT関連部署での実務経験は社会的な価値が非常に高いため、個人的にはおすすめです。

自分のキャリア設計を考える上でもITパスポートの取得はメリットになると思います。

ぜひ、チャレンジしてみて下さい。

では、また次の記事でお会いしましょう。

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