サラリーマンが宅建を取得することの6つのメリット。

サラリーマンが宅建を取得することの6つのメリット。

こんにちは、たんたんめんです。

本日は、

宅建に苦労して合格してもメリットあるのかな?
不動産会社じゃないなら、取得してもあんまり意味ない?

こんな疑問をもつ、宅建受験生に向けて解説していきます。

ちなみに僕は、銀行に勤務しながら、2015年に2回目の受験で宅建試験に合格しました。

実際に宅建資格を取得してよかったと思うことはこちらです。

・会社での信頼度が上がる。
・転職に有利になる。
・お金をもらえる。
・名刺に宅建士を名乗れる。
・独立も可能。
・将来的に不動産投資に役に立つ

こんな感じですね。

それでは、ひとつずつ解説していきます。

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メリット①:会社での信頼度が上がる。

僕は銀行で働いていますが、宅建を取得した後は、やはり周りからの目が変わりました。

自分の銀行は、職員が1000人くらいいますが、宅建を持っている人は多分10人くらいです。

そういう中で宅建を持っているとなれば、自然と評価につながりました。

うちの銀行のレベルが低いのかもしれませんが。(笑)

特に組織の中で働いて思うことは、そういう有名な資格を取ると、本部の偉い人から覚えてもらえます。

もう一つは若い職員とかの評価も上がりますね。

ただ、中間層の一番勉強をしない世代の人たちは、「勉強できても仕事の役に立たない」みたいなことを言われるかもです。

そういう人は完全に無視しましょう。

あとは、宅建資格を取ると、法律、不動産に精通しているとみなされるため、金融機関なら、住宅ローン担当や、法務系の部署に配置される可能性があります。

営業等の現場の仕事が嫌な人にとっては、環境を変えることができるため、この点でもメリットになると思います。

メリット②:転職にも有利。

不動産業界への転職

宅建取得により、転職で一番有利なのは不動産業界です。

宅建取引士は不動産取引の際の、独占業務をもっているため、不動産業界では重宝されます。

また、不動産業界は年中、人手不足の業界のため、希望すれば高確率で採用されます。

不動産業界はブラックなイメージが強いですが、頑張りがそのまま収入となって帰ってくる業界です。

実際に僕の友人は、ニートから、宅建資格を取得し、4年で支店長になりました。

年収も800万ほどあり、銀行より高収入です。

不動産業界は実力さえあれば、若くして年収1000万を超えることも可能な業界です。

自分の営業力に自信がある方はおすすめです。

金融業界への転職

金融業界も宅建資格が有利になる業界のひとつです。

銀行などで、住宅ローンの融資や、法人が不動産取引をする際の融資をする場合に宅建取引士の知識が活かされるからです。

特に、現在の低金利が続けば、融資の需要は増えていくため、住宅系の融資業界は人手が足りていない状況です。

実際に宅建取得後、転職活動をしていたとき、独立行政法人である住宅金融支援機構というホワイト企業の面接に呼ばれました。

全国転勤のため断念しましたが、宅建資格には人生を大きく変える可能性があることは間違いないでしょう。

メリット③:手当や一時金が支給される。

宅建資格を取得すると、会社から、手当や一時金が支給されることがあります。

ちなみに僕の会社では、一時金として10,000円が支給されました。

結構しょぼかったです。

中には資格手当で、30,000円ほど支給される会社もあるようです。

月30,000円の手当てがつくと、年収が36万アップです。

それだけ役に立つ資格ということです。

宅建取得により手当がつくケースは不動産会社がほとんどです。

少数ですが、金融系でも宅建士の需要がある業界では手当がつくようです。

ただし、資格手当が支給されるには、合格するだけでなく、宅建士として登録することが必要になります。

以下詳細。

登録実務講習※実務経験2年以上で免除 20,000
登録手数料 37,000
法定講習受講手数料※合格から1年超の場合 11,000
宅建士証交付手数料 4,500
合計 72,500
更新料(5年に一度) 15,500

こんな感じです。

登録費用、合計で72,500円かかります。

結構高いですね。

しかしながら、資格手当が出る場合は十分回収できます。

資格手当が出ない場合は登録しなくても問題ないです。

メリット④:宅建士として独立・企業することが可能

宅建士の資格を活かして、独立・起業するというのも一つの選択肢です。

もし成功すれば、サラリーマンの年収を余裕で超えることも可能です。

ただ、開業するリスクはかなり高いです。

宅建士として開業する場合、開業資金とは別に、保証協会加入金、宅建協会加入金として120万円支払いをしなければなりません。

その他の開業資金として、事務所の費用や広告費などを考えると、300万~400万円くらいは初期費用として準備が必要でしょう。

さらに、開業できたとしても、すぐに顧客を獲得するのはかなり難しいです。

開業するためには、しっかり準備を行い、すぐに収入が得られるような状況を作っておくことが重要です。

実際に、僕が勤めている銀行を辞めて、宅建を取得し不動産会社を起業した先輩がいますが、その人は、銀行で培った人脈を活かすことで成功されています。

具体的には、うちの銀行で住宅ローンを借りていた人が、債務を返せなくなった際に、保有している担保の土地建物の売買の仲介を請け負っています。

そのような前職のつてを利用して、安定した収入が入ってくるのであれば、起業する勝算が見込めるでしょう。

あとは不動産会社で会社員として働くことで、同業者間での人脈を築いておくことも有効です。

信頼関係があれば、いい物件をまわしてもらったりする機会が増えるからです。

もし、起業を考えているのであれば、無収入の期間を見越して貯金をしておくこと、安定収入の見込み先を作っておくことが重要です。

・開業資金は最低でも300万準備しましょう。
・前職での人脈を活かしましょう。
・安定収入の見込みがないなら起業はNG。

メリット⑤:名刺に宅建士として名乗れる。

宅建士の登録をすれば、永久に宅建士と名乗って仕事をすることができます。

実際に僕は、銀行で住宅ローンの融資担当として、宅建士の肩書を使って、仕事をしています。

取引先は不動産関係者がほとんどを占めるため、名刺を渡して宅建士を名乗れば、すぐに信頼を得ることができます。

通常であれば、何度か取引を成立させて、だんだん信頼を積み重ねていくものですが、宅建士の資格があれば、その工程を省くことができます。

かなり効率がいいです。

しかも、永久にその効果が続いていくので、宅建資格はコスパ最強というのもうなずけます。

メリット⑥:不動産投資に役に立つ

副業として、不動産投資をする人が増えてきていますが、この不動産投資を行う際にも、宅建士の知識は役に立ちます。

不動産を購入する際に、物件が法令に違反していないか、登記簿に不審な点はないかなど、自分の目で確認することができます。

仲介業者などを利用する場合は、宅建士を持っていることで、相手になめられずにすみます。

また、宅建士として自分で不動産を購入するのであれば、仲介手数料を払わなくてよいため、その点もメリットです。

将来的に不動産投資を考えているのであれば、宅建有資格者はかなり効率よく投資活動ができるでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回はサラリーマンが宅建を取得するメリットについて解説させていただきました。

宅建は働きながらでも十分、合格できる資格です。

難易度の割にメリットはものすごく高いです。

また、宅建資格を取ることで、法律の基礎を学べるため、行政書士や司法書士、弁護士などにももしかしたらつながっていくかもしれません。

現在の自分を変えたいと思っているなら、宅建はその最初の入り口にはちょうどいいかもです。

では、また次の記事でお会いしましょう。

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