人事の仕事と社労士資格の関係とは?具体的に説明します。
最近twitterはじめました。こんにちは、たんたんめんです。
本日は、
こんな人のために記事を作りました。ではいきましょう!
人事部の仕事内容ってどんな感じ?
まずは、人事部の仕事内容を知りましょう。ざっくり箇条書きすると、こちら。
・社員の採用、手続きをおこなう。
・人事評価に基づき、人事配置をおこなう。
・社員の給与、福利厚生の管理をおこなう。
・労働組合との交渉をおこなう。
こんな感じになります。
それでは、それぞれ社労士資格とどのように関係していくか、説明していきます。
社員の採用をおこなう。
社員を採用すると、健康保険や労災、年金など、新規の加入手続きが必要となります。
新入職員の多くは学生のため、国民健康保険や、両親の会社の健康保険に加入しています。入社と同時に職場の健康保険に切り替える必要があります。
また、新たに労災保険にも加入しなければなりません。社労士の知識があれば、健康保険と労災保険の違いは簡単に説明ができますが、そうでない人達は、その点を理解するのにも時間がいるかもしれません。
新入職員の最初の手続きを行う際には、社労士試験で得た知識はかなり役に立つでしょう。
また新規の職員もいれば、退職する人もいますね。退職する職員に対しても、今後の健康保険や、年金受給に関しても説明を要します。ここでも、社労士の知識ががっつり活かされます。
人事評価に基づく人事異動
こちらに関しては、直接的に社労士業務とは関係してきませんが、人事評価の考え方に関しては、一般常識科目の労務管理の中で、学習しているはずです。
学習しているときはこんなの役に立つの?と思っていたかもしれませんが、会社の中では、意外と役に立つことがあります。
例えば、うちの会社に実際にいる上司の話ですが、部下を指導したり、評価したりする際に、性悪説で物事を判断する上司がいます。部下がさぼると決めつけて、スケジュールを逐一報告させます。
しかし、人事考課の歴史を知っていれば、この考えは、古く、誤った考えだと指摘できます。
現代の人事考課の主流な考え方は、性善説であり、人は自らすすんで立てた目標に向かって、積極的に働くいきものであり、その考え方に沿って教育指導し、人事評価をしなければなりません。
様々な実験によって、証明されたものですので、性悪説を唱える上司がいたら、一泡吹かせてやりましょう。
社員の給与、福利厚生の事務
給与、福利厚生の事務に関しても、社労士試験の勉強をしてきているのならば、イメージはつくはずです。簡単に説明すると、給料から天引きして、社会保険料に割り当てたりする作業になります。
単純に毎月天引きするだけではなくて、育休産休に入った人、または復帰した人の保険料なども、計算してあげなければいけません。
また、給料に関しても、残業代の適用がある場合は、労働基準法36条の時間外協定、通称サブロク協定を、各職場にて結ぶ必要があります。
これも人事課の重要な仕事です。何から何まで社労士で学んだものですね。
ちなみに、時間外協定は労働基準監督署に提出しなければなりませんが、労基署の人たちも、社労士資格をもっていると、ある程度信頼してくれるので、手続きも行いやすいはずです。
労働組合との交渉
人事部のもう一つの大事な役割として、労働組合との交渉があります。
交渉の中身は賃金アップや福利厚生にかかわるものなど様々です。
交渉で大事なことは、相手になめられないことです。
社会保険労務士は、労務のプロとして、労働組合に対しても、大きな存在感があります。
交渉の場でも有効に作用することは、間違いありません。
社労士バッジをつけて威嚇しましょう。
法人営業での社会保険労務士資格の活かし方
前述では、所属会社での人事部に配置された場合の、社労士資格の活かし方に関して、解説しました。
人事部内でいかに社労士が強力な存在であるかが、理解できたと思います。
ここからは逆転の発想です。
人事部で絶大な力を発揮できるのは、なにも社内だげに限られるわけではありません。
営業先の人事部にも社労士という肩書は力を発揮します。
名刺に社労士とあれば、それだけで、向こう側はあなたを、優秀な人材と感じるはずです。
そして、営業活動で大きな成果を出すためには、会社のかなめである人事部を抑えることは、かなり重要です。
社内だけでなく、外部の企業の人事にも効力のある、この社労士という資格のポテンシャルは、すんごいと個人的には思っています。
社労士資格を利用すれば、他のライバル社員にも大きく差をつけることができるはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、人事のお仕事と社労士資格の関係性について、説明させていただきました。
調べれば調べるほど、人事課と社労士が相性が最高ですね。
社労士を取得した際にはぜひ、人事課に希望を出しましょう。
もしかしたら、人事部長まで上り詰めることができるかもしれません。
そうなると、かなりの出世ですね。
さらに、忘れてはいけないのが、社労士資格は独立も可能な資格です☆
かなりの万能資格であり、取得しておいて損のない資格ですので、
悩んでいる方がいらっしゃたら、ぜひ挑戦してみて下さい。
では、また次の記事でお会いしましょう。
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