【社労士資格を持つ銀行員が解説】社労士資格はとっても意味ない資格なのか。

社労士資格って取得して意味のあるものなの?

サラリーマンが資格取得してなんか意味ある?


本日はこんな疑問に答えていきます。


社労士って名前は聞いたことがあるけど、いまいち取得する意味がわからないという人は多いと思います。


社労士は弁護士とか税理士とかと違い、業務内容があまり知られていないため、資格取得による恩恵がいまいちよく理解されていないんですよね。




そのため、社労士資格なんてとってなんの意味あるんだよと、言われてしまうんです。実際私も言われたことあります。


でも、社労士資格を取ることによって得られることは数多くあります。



実際に、銀行員として社労士資格を取得した私が断言しますが、社労士資格を取得する意味はあります!!


むしろ、士業資格の中でも、社労士資格を会社員が取得する意味はかなり大きいです。




本日は社労士資格を取得することの意味について深掘りしていきたいと思います。


それでは本編に入っていきます。


たんたんめん

【本記事の筆者】
銀行員として働きながら、さまざまな資格を取得しています。
保有資格は社労士、宅建、簿記2級などなど。
詳しくはこちらをご覧下さい
↓↓
プロフィール

私は独学で社労士試験に合格しました。
とはいえ合格までに4年かかっており、効率の良い学習ができたとは言い難いです。
効率を考えるのであれば資格スクールをお勧めします。
資格スクールに興味のある方はこちらのお勧め資格スクールの記事をご覧ください。
>>全額キャッシュバックあり:社労士、おすすめ予備校を比較紹介します。

CONTENTS

社労士資格を取得しても、意味がないと言われる理由。



私なりに社労士資格を取得してもあまり意味がないと言われる理由を検証し見ました。


とりあえず大きく三つにまとめてみるとこちらになります。

  1. 社労士資格の知名度の低さ
  2. 社労士資格の専門分野
  3. 社労士資格の転職市場での価値



大きく分けるとこんな感じになります。


ひとつずつ深掘りをしていきましょう。

社労士資格の知名度の低さ



前述しましたが、社会保険労務士の資格の知名度は、弁護士や税理士などと比較すると、そんなに高くありません。


この点に関しては、私は身をもって体験しています。


というのも、私は銀行員として働きながら、名刺に宅建取引士と社会保険労務士、2つの肩書きを入れていますが、お客さんが反応するのはいつも宅建取引士の方です。


私の業務内容にも関係していますが、宅建よりも数倍苦労して取得した社労士の資格が、あんまり注目されないのはショックでした。


そもそも社会保険労務士という資格を知らないというのであれば、とっても意味ないと言われても仕方のないことです。




この社労士資格の知名度のなさはそのように解釈される一因となっていると思います。

社労士資格の専門分野



社労士資格の専門分野に関しても深掘りしていきます。


社労士資格について全く知識がない人のために簡単にまとめるとこんな感じです。

  • 労働基準法
  • 健康保険法
  • 労災保険法
  • 国民年金法
  • 厚生年金法 etc



だいたいこんな感じになります。


そして、この中で注目すべき分野が労働基準法です。


社労士の専門分野の中に労働基準法があるという点は、実は会社側からすると敬遠される理由となってしまう可能性があるんです。


小さな会社であれば、労働基準法に厳格に従っていないところもあります。


そのため、労働基準法に詳しい職員に突っ込まれるという懸念が出てくるわけです。



この点も社労士資格を取得してもあまり意味ないと言われる要因となっています。


社労士資格の転職市場での価値




お次は社労士資格について、転職市場という視点から見ていきましょう。



ズバリ、社労士資格を持っているだけで転職に有利になるのか?


答えはNO!!です。



単純に社労士資格を取得しているだけで、転職市場で有利になるわけではありません。




確かに難関資格を持っているということは、それだけで努力の証明になり得ますが、それだけで転職市場で有利にはなり得ないのです。悲しいけど現実です。


総務人事経験のない社労士資格保持者というのは、前述したように、会社経営者に敬遠されてしうため注意が必要です。

とはいえ




社労士資格が意味ないという理由は解説してきましたが、前述した通り、私自身は社労士資格は使い方次第で、最強に意味のある資格だと思っています。


ここからは、社労士資格は取得する意味のある資格であることの理由を解説していきたいと思います。


わかりやすくまとめると以下になります。


  1. 社労士資格は法人営業で生きる資格
  2. 会社の出世コースに乗れる
  3. 人事部署の経験と掛け合わせると最強になる
  4. リスクを負わず環境を変えれる




この三つについて解説していきます。

社労士資格は法人営業で生きる資格



社労士資格が真価を発揮することができる場所は限られています。


そして、適正な場所で活用することができれば、絶大な力を発揮します。


その一つが、法人営業です。



なぜ、社労士資格が法人営業で力を発揮するのかというと、全ての資格の中で、社労士資格は人事系のNO.1資格だからです。


そして、法人営業において営業をかける部署は、多くの場合その企業の人事課です。



通常であれば、社労士資格を知らない人もいるかもしれませんが、人事課においては別です。


人事課にいる人であれば社労士資格保持者に対しては、無条件でリスペクトされる可能性が高いです。



要するに、社労士が人事課に営業をかけることは大きなアドバンテージになるということです。


そして多くの場合、人事課と交渉が成功すれば、個人の営業マンとしては大きな成果となることは間違い無いでしょう。


社労士資格は法人営業をしている人にとっては最強の武器となるはずです。



会社の出世コースに乗れる。




社労士資格保有者は、会社の出世コースに乗ることができます。


この理由も先ほどと同じく、社労士資格が人事課に適正のある資格だからです。



会社に勤めている方ならわかると思いますが、会社の役員は、総務部、人事部などの部長から上がっていくケースが非常に多いです。


社労士資格を持っていれば、人事課に抜擢される可能性がかなり上がります。


ちなみにうちの人事部長も社労士資格保持者です。


社労士資格というアドバンテージを活かして、人事課に配属希望を出し、人事部長とのコネを作っていくことが、効率よく出世する方法だと考えます。





かなり再現性はあると思うのでぜひチャレンジしてみてください。


人事経験と社労士資格を掛け合わせると最強。




先ほど、社労士資格の転職市場での価値について解説しましたが、


確かに、社労士資格単体では、転職市場での価値はさほど上がりません。





しかし、人事の実務経験と社労士資格の両方があれば、転職市場での価値は跳ね上がります。


どのくらい跳ね上がるのかというと、中小企業から一流企業にキャリアアップも視野に入れることができるくらい跳ね上がります。





なぜなら、そういう人材は企業にとって即戦力となるからです。


しかも継続した努力もできる優秀な人材です。




全ての人がキャリアアップできるとは限りませんが、その可能性はかなり上がると思います。


社労士資格を取得したのであれば、その価値を最大限に活かすために必ず人事部に希望を出しましょう。


あなたの転職市場の価値は爆上がりすること間違いありません。

リスクを負わず環境を変えれる




もう一つ付け加えると、あなたがもし、現在現状の仕事が辛いと考えているのであれば、社労士資格が環境を変えてくれるきっかけになるかもしれません。



人事部などに希望を出すと通る可能性が高いからです。



営業の部署にいて、精神的にきついと感じている人がいれば、社労士取得をきっかけに営業しなくてもいい部署へ移動ができる可能性が高いため、環境を変える手段となり得ます。



転職のリスクを負わずに、現状の環境を変えることができるという資格はなかなかありません。




社労士資格取得する意味としては大きいと思います。

まとめ




社労士資格が意味のある資格であるということがよく分かったんじゃ無いかと思います。


まとめるとこんな感じです。


社労士を取得すると人事課に行ける可能性が高い▶︎人事課に行けると出世が近づく▶︎人事課の経験を積むとキャリアップも可能。





この流れが一番社労士の資格を活かすことができる方法であり、社労士を取得した意味を見出せると思います。


まさに、人生を変えることができる資格であると私は考えます。


また、もう一つ忘れてはいけないことが、社労士資格は、独占業務があり、独立開業をすることができるというポテンシャルを備えた資格であるという点です。



当然リスクはでかいですが、その分成功すると見返りも大きです。


特にこれから先の将来、自分で稼ぐ力のある人の社会的な価値は年々上昇しています。



そのようなポテンシャルも備えている社労士資格にぜひ皆さんも挑戦してみてください。


それではまた次の記事でお会いしましょう。





よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

CONTENTS
閉じる