【四回目で合格】独学で社労士試験、失敗から学んだ4つのこと

社労士試験に絶対に受かりたい。
経験者が失敗から学んだことを聞きたい。


本日はこんな悩みに答えていきます。


私は銀行員として働きながら、2018年に独学で社労士試験に合格しました。




ただ、合格までの道のりは険しく、記念受験含め4回目の挑戦でやっと合格できました。何度も不合格を経験しているため、失敗から学んだこともたくさんあります。



そこで、本日は私が失敗から学んだ、社労士試験合格のための秘訣をお伝えしたいと思います。実体験に基づいてるので少しは役に立つはずです。



それでは本編です。


たんたんめん

【本記事の筆者】
銀行員をしながら、様々な資格を取得しています。
保有資格は社労士、宅建、簿記2級、TOIECなど。
現在、司法試験予備試験にチャレンジ中です。
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プロフィール

私は独学で社労士試験に合格しましたが、合格まで約4年かかっており効率の悪い勉強の仕方をしてました。
短期合格を目指すのであれば、資格スクールを利用することは必須です。
ちなみに私がお勧めする資格スクールはこちらです。
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CONTENTS

社労士試験、失敗から学んだ4つのこと


私は、4年間の社労士試験で多くの失敗をしてきました。


正直いっぱいありすぎて困りますが、今日は不合格に直結する大きな失敗を4つ紹介したいと思います。


箇条書きでまとめるとこちらです。


  1. 自分の弱点を把握できていなかった。
  2. 質の悪い問題集を繰り返し解いていた。
  3. 試験直前期に応用問題の勉強ばかりしていた。
  4. 試験日のコンディション。



詳しく解説していきます。

1つめ:自分の弱点を把握できていなかった


自分の弱点を把握することは、社労士試験を効率的に合格するためには必須事項です。


私は超適当に社労士試験の勉強をしていたので、勉強が進んでも自分が今どのくらいの実力があるのか全く把握できていませんでした。


今だから分かりますが、この勉強の仕方は非常に危険です。社労士試験が長期化する原因となります。


社労士試験初期で理解しておかなければいけないことは、選択式と択一式の勉強方法は異なるという点です。


分かりやすくするとこんな感じです。

選択式の点数を伸ばす ▶︎▶︎▶︎ テキスト(基本書)を読み込む

択一式の点数を伸ばす ▶︎▶︎▶︎ 問題演習をひたすら解く


私のケースで言うと、択一式が弱点にも関わらず、選択式中心の勉強を行っていました。そのため学習効率が非常に悪くなってしまいました。


独学中心で学習を行う人は自分の弱点がどこなのかは常に意識しておきましょう。


2つめ:質の悪い問題集を繰り返して解いていた。


私の失敗経験二つ目は、質の悪い問題集を利用していた点です。


私的に質の悪い問題集とはどういったものかというと、こちらです。

● 効率重視の問題集

● 過去問中心の問題集ではなく、資格予備校の予想問題が多く含まれているもの

この2つの要素が含まれる問題集は避けるべきだと考えます。


理由を深堀していきます。


効率重視のテキストの問題点


私は社労士試験を始めて2年間位は、基本テキストの付録についている「でるとこだけ問題集」いわゆる効率重視の問題集を利用して勉強をしていました。


この効率重視の問題集の特徴は、合格ボーダーラインに最速でたどり着くのを目的としています。


逆に言うと、効率的な問題集をいくら勉強しても、ボーダーラインを余裕を持って越えるような実力は身に付かないと言うことです

たんたんめん

要するに運に左右される可能性が高くなってしまうと言うことです。



私は、効率重視の問題集を長期間利用していたため、択一式の点数が安定せず何度も不合格になる要因となってしまいました。

資格予備校の予想問題が多く含まれている問題集は避ける



問題集で失敗しないようにするためには、過去問題集を重要視することが大事です。



私も当初は区別できていませんでしたが、世の中の問題集は、予備校が考えた予想問題集と、実際に過去に出題された過去問題集の二つがあります。



そして、圧倒的に過去問題集の方が優秀です。



世の中に過去問に勝る合格の可能性を引き上げてくれるツールはありません。


私はそのことに気づくのが非常に遅かった。


択一式の点数を伸ばしたいのであれば、とにかく分厚い過去問題集を繰り返し解いてください。


択一式の点数を安定させたいのであればこの方法がベストだと思います。


ちなみに、私が使っていたテキストはこちら参考にしてください。
↓↓
社労士試験の際に使っていた、おすすめテキストを紹介します。

3つめ:試験直前期に応用問題の勉強ばかりしていた。


試験直前期の勉強はめちゃくちゃ重要です。


この時期の勉強は大きく合格に影響を与えます。


そして、私はこの時期の勉強をミスりまくっていました。



具体的にはこちらです。

選択式試験の一般常識対策に時間を費やしていた

模試の見直しに時間を費やしていた。


詳しく見ていきましょう。

選択式試験の一般常識対策に時間を費やしていた


社労士試験の勉強を開始してから3回目の試験直前期、私は絶対に今年合格すると心に誓っていました。


そして絶対に合格したい、選択式でミスしたくないという思いから、社労士試験の一番の鬼門と呼ばれる選択式の一般常識を集中的に勉強することにしました。


この考えが、私の大きな失敗でした。


なぜなら、一般常識の分野は範囲が広すぎて、勉強量を増やしてもほとんど点数につながらないからです。



自分はすでに合格する力は十分あると勘違いしていたと言うこともあり、基礎をおろそかにし、大事な直前期の勉強を有効に使うことができませんでした。



直前期の勉強は効率的に点数につながりやすい分野を勉強すべきです。もしくは自分が苦手としている分野の基本を抑える勉強を行うなども良いかもしれません。



ネットなどの情報を鵜呑みにせず、冷静に自分の実力を判断して勉強の方向性を決めるべきでした。


模試の見直しに時間を費やしてしまった。



私は毎年、たくさんの社労士模試を受験していました。



多い年は5つくらい模試を受験していたこともあります。



試験の直前期になってくると、たて続けに模試が行われており、私はとにかく受けまくっていました。



模試を受験すること自体は、試験に慣れることができたり、時間配分が上手くなったりとメリットが大きいので後悔はしていません。



ただ、模試の受けすぎは逆効果です。特に私の場合、直前期の勉強のほとんどを模試の復習に当ててしまいました。



私はTACやLECなどの模試を受験していましたが、予備校の模試は本試験より難易度は高く、癖のある問題も多く出題されます。



点数に直接的に影響してくる効率の良い勉強は、やはり基本に忠実な問題です。



そのため、予備校の癖のある問題を復習することが、本試験の点数アップに直接的にはつながりません。

みんなが解けないような難問は落としても良いんです。でもみんなが正解できる基本問題を落としてしまうと、それは不合格の原因となります。

だからこそ、クセのある模試の問題の復習を、直前期の学習に使うことは非効率と言わざるを得ないのです。



私はこのことをきちんと理解していなかったので、直前期に非効率な勉強を行った結果、その年は当然のように不合格となってしまいました。




4つめ:試験日前日、緊張してほとんど眠れなかった


不合格となった年、私はほぼほぼ睡眠をとらずに試験に臨みました。


なぜこのような事態になったのかというと、理由は簡単です。試験に臨む気持ちが強すぎて、「気負いすぎ」の状態になってしまったからです。


試験に懸ける気持ちが強ければ強いほど、緊張してしまい十分な睡眠をすることができなくなります。


まさか、自分がそんな状態になるとは思いもしていなかったため、めちゃくちゃ焦りました。ベッドの中で時間だけが過ぎていき、結局一睡もできず試験会場に向かいました。


社労士試験は4時間半の長丁場の試験です。


当日のコンディションの影響は少なからず点数に影響をしてきます。特に1点が合否を分ける社労士試験において、睡眠不足は死活問題となりえます。


この年の私は、午前中の選択式問題は何とか乗り切りましたが、午後の択一式試験試験で力尽き、案の定不合格となってしまいました。

たんたんめん

試験に臨む気持ちが強いほど眠れくなるので要注意です!!

試験前日に睡眠時間を確保する方法


睡眠不足で大失敗した私は、翌年同じミスをしないように対策を必死で考えました。


そして、実際におこなったことがこちらです。


  1. 睡眠の1時間前にお風呂に入る。
  2. 8時に布団に入って部屋を暗くする。
  3. スマホを絶対見ない。



とりあえず、ネットなどで色々調べて上記の三つのことを実践しました。



一番重要なことは、とにかく早く布団に入って部屋を暗くしてしまうことです。とにかく横になっとくだけでも体力は回復してます。


私の場合はこの方法で8時間睡眠を確保できました。結果としてこの年の社労士試験に足切りなしの完全合格をすることができました。

試験前日眠れないということは、それだけ努力してきたということであり、合格が近づいてきている証拠でもあります。



意外と見落としがちですが、絶対に合格したいという方にとっては重要な点なのでしっかり対策をおこなうことをおすすめします。

おまけ:マークシートの確認をしましょう。


皆さんご存じの通り、社労士試験は全てマークシート試験です。


意外とみなさん軽視しがちでですが、マークシートの確認は絶対した方がいいです。というのも私がマークシートの確認をしていなかったことで、めちゃくちゃ後悔したからです。


社労士試験を何回か受けてたり、模試などの経験などもあれば、マークシートがずれることはほぼありません。


それでも確認した方がいい理由があります。

なぜなら、マークシートの確認をしていなければ試験日から合格発表までの時間、マークシートミスにおびえ続けなければならなくなるからです。


実際に私は、合格した年、眠れないくらいにマークシートミスにおびえながら過ごしていました。



社労士試験は、試験日から合格発表までに2ヵ月以上の期間があります。尚且つ足切り制度があるため、一個でもミスがあると致命傷です。


「確認しとけばよかった!!」と何度も後悔しました。


合格発表まで大きなストレスをかかえることになるのでマークシートの確認は絶対やっときましょう。

たんたんめん

マークシートミスにおびえるのは合格者あるあるです。大抵合格してますが、万が一もあるので確認しておきましょう!!


本記事のまとめ

いかがでしたでしょうか。


私は社労士試験に3回も落ちているのでその中でたくさんの失敗をしてきました。


特に皆さんにはこの3つは絶対に覚えて負い欲しいです。


  • 基礎問題は応用問題の100倍大事!!
  • 過去問は最高の教材!!
  • 当日のコンディションは最高にしておけ!!


この3つを最低でも守っていれば、合格ボーダーラインにはすぐいけるはずです。



皆さんの社労士試験の効率アップにつながれば幸いです。


それでは、また次の記事でお会いしましょう。


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