【サラリーマンでも可能?】社会保険労務士の副業を紹介。
社会保険労務士資格って副業にも向いてるのか知りたい。
独立開業するのは怖いけど副業には興味ある。
本日はこんな疑問に答えていきます。
私は銀行員として働きながら、2018年に社会保険労務士試験に合格しました。
そして、2019年9月13日に4日間の事務指定講習を終えたところです。
社会保険労務士の登録は既にすませているため、今後の予定としては銀行員として働きながら社労士業務を副業として行ってみたいと考えています。
現役の社労士の方が聞いたらそんな甘い世界じゃないといわれそうですが、本当にそうなのか実際に自分で試してみたい。
せっかくとった資格なのでどのような業務なのかを肌で感じたいと思います。
そこで本日は、私のようなサラリーマンが副業で社労士として働くとしたら、どのような働き方があるのかを調査、解説していきたいと思います。
銀行員として働きながら4度目の試験で社労士試験に合格しました。
本業の銀行員が嫌すぎて、副業ブログしたり、転職活動したり、公務員試験受けたりしています。
夢は脱社畜&南国でリモートワークです。
副業での社会保険労務士の働き方
社会保険労務士の副業での働き方は大きく分けて2つあります。
・各都道府県社労士会から紹介されるアルバイト。
・土日祝日を利用した社労士の1号~3号業務による副業。
一つずつ解説していきます。
社会保険労務士会が紹介するアルバイト
私がとりあえずやってみようと思っているのが、この社労士会斡旋のアルバイトです。
この社労士会紹介のアルバイトは都道府県ごとの社労士会会員専用HPで定期的に求人がありますが、副業するのにかなり適しています。
メリットを箇条書きにすると以下三つになります。
・日給が2万円と高額。
・社労士同士の人脈が増える。
・所得税等の控除がない。
社会保険労務士会のアルバイトは日給2万
アルバイトの内容は支部によって様々ですが、ベテランも、新米社労士も一律日給2万円です。
時給に換算すると、1日8時間労働したとしても、時給2500円✨
これは高いです。
開業したばかりで収入の少ない社労士の救済という側面もあるみたいですね。
社労士間の人脈作りに最適
普通に生活していると社労士に出会うことってほぼありません。
皆さんも多分あったことないんじゃないでしょうか。
ということで、社労士同士の人脈を作るためには自ら社労士が集まるところに出向かなければなりません。
この社労士と出会う数少ないきっかけとなるのが、社労士会が斡旋する仕事になってきます。
新米の社労士は、社労士同士の人脈を増やすということもアルバイトに参加する目的としているため、気軽に話しかけても大丈夫です。
たくさん話しかけて人脈を広げていきましょう。
所得税、住民税の控除がない
ほとんどの支部では、報酬の支払いの際に所得税等の控除がないです。
この点は、ばれずに副業を考えている方にとっては、かなりの朗報です。
なぜなら、報酬支払いの際に、源泉徴収で所得税と住民税が天引きされてしまうと、副業が会社に完全にばれます。
そのため、源泉徴収されないという点は非常に大事なんです。
あとは、年末に自分で確定申告をして、住民税は自分で払うようにしましょう。
社会保険労務士会斡旋のアルバイトの内容
高額の日当をもらえる社労士会のアルバイトですが、仕事内容を深掘りしていきましょう。
一番多い、仕事の内容は労務に関する無料相談会が多いみたいです。
無料相談会の依頼は日本労働組合連合会や、ハローワーク、労働基準監督署などから社労士会へ依頼が入るようです。
相談の内容は、労働紛争から年金などかなり幅が広いです。
新米の社労士では荷が重い相談もあるかもですが、マニュアルがあるので大抵のことはなんとかなるようです。
また無料相談会で個人事業主と信頼関係を築き、顧問契約を結ぶなんてこともあるようです。
土日祝日を利用しての社労士業務
社労士会斡旋のアルバイト以外で考えられるのは、土日を利用した社労士業務での副業です。
かなり難易度はあがるし、自分の時間をほぼもっていかれるため覚悟が必要になります。
社労士のメインの収入は、顧問契約を結び、毎月決まった収入を得るサブスク型になります。
しかし、土日祝日にしか動けないとなると、顧問先としては不満でしょう。
となってくると、顧問契約以外の収入の形を追求する必要があります。
サブスク型ではなくスポット型で収益を得る。
前述したとおり、顧問契約をとるのは難しいため、単発の仕事を受注スタイルになるかなと思います。
ただ、平日は官公署がしまっているため、種類の提出代行も難しい💦
そこで考えられるのは、社労士の知識を活かしたセミナー講師、又はコンサルです。
昔はセミナー講師などは、ある程度権威性がなければ仕事はありませんでしたが、今の時代はSNSをうまく利用すれば自分で仕事を受注することができます。
また、セミナー講師として実力をつければ、YOUTUBEなどで発信活動もできるようになると思います。
将来性、成長性のある現代型の副業になると考えます。
社労士副業の際の注意点
社労士で副業する際に注意してほしい点は、社労士会に支払わなければならない費用です。
どれくらいお金がかかるか以下にまとめました。
印紙代 | 30,000円 |
入会金 | 80,000円 |
年会費(開業) | 84,000円 |
合計 | 194,000円 |
一応私の所属する支部の場合はこれくらいの初期費用がかかります。
正直めちゃ高い。
でもこの費用を支払わないと社労士として働くことはできません。
回収するまでに社労士会のアルバイトを10回はしないといけませんな。
このくらいの経費が掛かると考えると副業を躊躇する方もいらっしゃるかもしれませんね。
とはいえ
これだけの初期費用がかかりますが、私は今年の7月から本格的に社労士として副業をしていこうと思っています。
費用以上に自分にとってメリットを感じているからです。
社労士として副業をするということは、今までとは違った人に出会う機会が増えてきます。
そこで新しい刺激をもらえるのは自分の成長につながると思います。
特に私は、ブログやTwitterなどの発信活動を行っているためメリットがでかいと感じます。
また、社労士として稼ぐことができるようになれば、本業以外のスキルがつくことになり、人生にとってかなりプラスです。
そして私の銀行は副業が禁止されているため、副業がばれないような確定申告の知識を身につけなければなりません。
リスクはあるけど自分の成長にはつながります。
総合的に考えメリットの方が大きいと感じるため、私は社労士としての副業を本格的に始めることにしました。
・新しい人や、世界をみることができる。
・本業以外のスキルが身につく。
・確定申告の知識がつく。
最後に
いかがでしたでしょうか。
社労士の副業について理解出来たんじゃないかと思います。
とりあえずは、社労士会から斡旋のあるアルバイトから始めていき、社労士としてのスキルを高めていくのが一番いい方法だと思います。
社労士として副業はかなり初期費用がかさむため、中々勇気が必要です。
ただ自分を成長させてくれる手段となるのは間違いありません。
自分への投資だと考えて社会保険労務士として開業登録することは、私は非常に素晴らしいことだと感じます。
今後積極的に、社労士会の仕事をしていきたいと思っているので、そこで身につけた知識は皆さんと共有していきたいと思いますので楽しみにしといてください。
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