こんにちは、たんたんめんです。
私は、銀行員として働きながら、様々な資格を取得しているちょっと変わったサラリーマンです。
本日は、私が実際に取得している資格、「社会保険労務士」について深堀していきたいと思います。
私は社労士資格を、2018年11月に取得しました。
当時から銀行員として働いていた私は、社労士資格を取得したことにより、仕事でもプライベートでもたくさんのメリットを得ることができました。
その経験から、感じたことは社労士資格を取得することはサラリーマンにとって、とても価値のあるものだということです。
そこで本日は、サラリーマンが社労士資格を取るべき理由を大きく5つご紹介していきたいと思います。
本記事を読むと、サラリーマンが社労士資格を取るべき理由が分かるはずです。
実際の私の経験に基づいているので参考になると思います。
それでは本編に入っていきます。
【本記事の筆者】
銀行員として10年超働きながら、社労士、宅建、簿記2級、FPなど、様々な資格を取得しています。
資格取得のための情報をブログやYOUTBEで発信しています。現在は税理士試験の財務諸表の勉強中です。
社労士の副業として、毎月給与計算業務も行なったり色んなことにチャレンジ中!!
サラリーマンが社労士資格を取るべき5つの理由
私は、自分自身の経験から、サラリーマンが取るべき資格No.1の資格は、ダントツで社労士資格だと考えています。
以下、その理由を箇条書きにまとめてみました。
- 社労士資格の合格者は約7割がサラリーマン
- 社労士資格はサラリーマンの出世に役に立つ
- 社労士資格は独立開業できる
- 社労士資格を取得するとホワイト企業へ転職できる
- 社労士資格で副業できる
他にもいっぱいありますが、今日のところはこの5つの理由について解説していきたいと思います。
社労士資格の合格者は約7割がサラリーマン
資格を取得する上で一番重要なことは、サラリーマンとして働きながら資格取得が可能なのかどうかという点です。
この点を踏まえて次のデータを見ていきましょう。
このデータは令和3年度の社労士合格者の内訳です。
データから見ても分かるとおり、社労士の合格者約3,000人のうち、7割以上が会社員や公務員などフルタイムで働くサラリーマンです。
要するに、社労士資格は働きながら合格することができる資格だということがわかります。
この点は、資格取得を目指す上で重要な要素です。
社会的に地位の高い資格であったとしても、働きながら取得できなければサラリーマンに適した資格とは言えません。
弁護士資格や税理士資格などは、人気が高い資格ではありますが、働きながら資格取得を目指すことに向いているとは言えません。
社労士資格は決して簡単な資格ではありませんが、継続して勉強することができれば、取得しやすい資格であることはデータが証明してくれていますね。
決して無謀な挑戦ではないということです。
社労士資格はサラリーマンの出世に役に立つ
資格を取得して、職場で評価をあげるということは資格勉強をする理由の一つだと思います。
特に社労士資格を取得することは、サラリーマンの出世に大きく影響を与えます。
なぜなら、社労士資格は会社の中枢組織である、「人事課」に適した資格だからです。
人事課はある程度大きな会社であれば、必ず配置されている部署であり、会社の中でも超重要な役割を担っています。
そして、人事課に配属されることは、王道の出世コースであり、人事課長は後の役員候補と言われています。
実際に私の勤めている銀行では、大体総務課、人事課の課長が、常務や専務に昇進していきます。
要するに、社労士資格保有者は出世の王道コースである「人事課」に適性があるとみなされます。
実際に社労士の知識は、人事課の業務に直結しているので、社労士資格保有者であれば重要な業務を任される可能性も高いです。
そこで期待に応える働きをすれば、順調に出世コースを歩むことができるはずです。
社労士は独立開業できる
社労士は独立開業できるという点も、働くサラリーマンにとっては重要な点です。
自分は定年まで今の職場を辞めるつもりはないから関係ないという方もいらっしゃるかもですが、そういう方でも実は隠れたメリットがあります。
なぜなら、いざというときは独立開業できるという選択肢があると、心に余裕が生まれるからです。
実際に私が感じていることですが、以前は一生この会社で生きていくと考えていたので、一つの失敗があると大きく落ち込んでいました。
ですが、今は社労士資格を保有しているため、いざという時は他の選択肢もあると考えることができるようになったため、気持ちの切り替えができるようになりました。
小さなことと思うかもしれませんが、毎日激務をこなすサラリーマンにとっては心の支えがあると、全然違います。
独占業務があり開業できる資格というのは大きなポイントです。
社労士資格はホワイト企業へ転職できる
先ほど、社労士資格のおかげで選択肢が増えると話させていただきましたが、もう一つ忘れてはいけないのが、転職という選択肢です。
社労士資格を取得すると、人事系の知識があるとみなされるため事務職に強い人材とみなされます。
現在はホワイトな有料企業も中途採用に力を入れ始めているため、社労士資格を持っていれば、転職市場での価値も高くなるため、かなり有利になると思います。
ホワイト企業への転職も選択肢にあるとすれば、現在の仕事をしていても余裕が生まれるはずです。
具体的に私がマイナビやリクナビなどで調査してみて、お勧めできそうなのは以下です。
- 大学職員
- 市役所
- 独立行政法人
- 大手企業
以下詳しく解説していきます。
大学職員
大学職員はかなりホワイトな職種だと言われています。
仕事の内容は事務職が多いため、社労士保有者の適正にマッチします。
狙い目は有名私立大学です。人気がかなり高い職種で倍率も高いですが、社労士資格を持っているのであればハードルをクリアできる可能性は高いです。
リクナビやマイナビを定期的にチェックしていると募集が年に数回行われているのでチェックしてみましょう。
とりあえずは自分の母校などをウォッチしておくのもいいかもしれません。
市役所職員
市役所も最近中途採用に力を入れています。
市役所の中途採用試験は、基本的に書類審査はなく、筆記試験と面接です。
筆記試験については純粋な点数で合否が分かれるため、社労士試験を保有していてもメリットはありませんが、面接では効果を発揮します。
社労士資格保有者は、保有資格があるということだけで努力の証明になるし、事務職としての適正もアピールできます。
市役所の仕事は事務方の仕事が多いため、適性があるとみなされるはずです。
ただし、筆記試験に通らなければ意味ないので、しっかりSPIの対策などは行っておきましょう。
独立行政法人
独立行政法人は准公務員的な位置付けの組織になります。
安定した収入と雇用が魅力です。
具体的にお勧めの独立行政法人は、住宅金融支援機構や都市再生機構などです。
年収もかなり高く、社会的な地位も高いので狙い目かもしれません。
特に住宅金融支援機構に関しては、金融機関に勤めている場合は通りやすいです。
倍率はかなり高いですが、社労士資格のアドバンテージを活かせれば通過も現実的なはずです。
大手企業
リクナビなどやDODAなどをチェックしていると、大手企業が人事、経理部門の募集をしているのをよく見かけます。
例えばこんなのです。
大手メーカーでも人事や経理の知識がある人は重宝されています。
ただ、大手メーカーは倍率もかなり高いため、社労士にプラスして日商簿記2級なども保有していれば、さらに上の人材になることができます。
超一流の会社の経理や人事部に所属できるとなると人生大きく変わります。
ぜひチャレンジしてみてください。
社労士資格で副業できる
サラリーマンに社労士資格をお勧めする最後の理由は、社労士資格は副業するのにも適しているという点です。
私は実際に銀行員として働きながら、社労士資格を活用した副業を行なっています。
私が今まで行ってきた社労士副業をご紹介すると、
- 社労士試験の試験官
- 給与計算
- 8士業合同説明会
などです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
社労士副業をすることにより、職場以外のコミュニティを形成することができます。
外部の刺激をたくさん受けることができるため、本業においてもいい影響がたくさん出てくると思います。
社労士登録をする場合は、それなりの費用がかかるため、躊躇する方もいると思いますが、それ以上のメリットもあるので気になる方はチャレンジしてみて下さい。
とはいえ
ここまで、社労士資格がいかにサラリーマンに向いている資格であるかを解説してきましたが、とはいえ社労士資格は合格率約6%という難関資格です。
実際に私は独学で勉強を始め、合格までに、4年ほどかかりました。その労力を考えると躊躇される方もいるかもしれません。
ただし、私の場合、合格までに4年もかかってしまったのは適当に独学で非効率な勉強を行っていたからです。
きちんと計画をたて、効率よく勉強を行うことができれば、独学でも1年〜2年で合格する可能性も十分あります。
私の独学での反省点に関してはボリュームがありすぎるため別記事で解説をしているのでそちらをご覧下さい。
また、短期合格を目指すのであれば、通信講座を利用する方法がベストです。
通信講座に関しても詳しくまとめているので、こちらの記事をご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本日は社労士資格が、いかにサラリーマン向きの資格であるかを解説させていただきました。
私も社労士資格を取得したことにより、人生が変わった一人です。
仕事だけではなく、プライベートにおいても士業で働く人との交流も増え、充実した生活を送ることができるようになりました。
会社と家の往復以外に興味の方向がむいている方、人生を変えたいと考えている方にとっては、非常に現実的な資格だと思います。
自信を持ってお勧めできる資格なので是非挑戦してみて下さい。
それではまた次の記事でお会いしましょう。
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