【社労士の適性とは】どんな人が向いているか解説しています。

【社労士の適正とは】どんな人が向いているか解説しています。

社労士を目指しているけど業務内容に対し自分は適性があるのか知りたい。

向いている人と向いてない人の特徴を分かりやすく知りたい。

本日はこんな疑問に答えていきます。

私は2018年に社労士試験に合格し、現在本業の銀行員をしながら副業で社労士業を行っています。

その中で学んだことから、社労士に向いている人、社労士の適性などが少しわかってきたのでご紹介していきたいと思います。

【本記事の筆者】
銀行員として働きながら様々な資格に挑戦しています。
取得資格は社会保険労務士、宅建、FP2級などです。
資格した取得に関する資格ブログを運営しています。
いつか脱・社畜したい。

CONTENTS

社労士の適性がある人の特徴


社労士の適性がある人、社労士に向いている人とはどんな人なのでしょうか。

これは社労士の業務の内容について大きくかかわってきます。

社労士の仕事は主に人事・労務の仕事に関するものです。

具体的には、社員の給与計算、社会保険料の算定、公的書類の作成、届出などです。

また、人事労務に関する経営コンサルタントも社労士の重要な仕事になります。

それでは、これらの業務をもとに、社労士に向いている人の特徴を考えてみましょう。

数字に強い人

社労士業務の中には、給与計算や、社会保険料の計算などの計算スキルが求められます。

昔から計算が苦手だという人や、数字に抵抗がある人はつらい作業かもしれません。

特に独立したての頃などは、ダブルチェックしてくれる人も周りにいないため、計算間違いなどは許されません。

少しの計算間違いが、後々におおきな問題となる可能性もあるため、給与計算などを中心に運営を考えているような社労士にとっては計算スキルは非常に大事になってくると思います。

そのため、数字に強い人は社労士に向いているといえるでしょう。

精神力、継続力がある人

社労士だけでなく、士業で開業する人の多くに言えることですが、開業したての頃は無収入となる可能性が高いです。

無収入となる場合、貯金を切り崩していくような働き方となると思いますが、この時期はかなり精神的に削られます。

見込み客のない状態で開業する人などは、1年間顧問先が0なんてこともよくある話です。

このような時期を乗り越えるためには、強い精神力が不可欠です。

貯金がどんどんなくなていくプレッシャーをはねのけることができる強さが必要になるでしょう。

また、仕事がない時でも、地道な営業努力やニュースレター作成などを継続して行える力も必須になるでしょう。

成果がない時期にコツコツ自分を信じて作業することはかなり難しいことかまですが、このあたりの力がないと、開業しても結局は廃業となってしまう可能性が高いです。

常に勉強していく気がある人

この点も非常に重要な点になります。

士業を生業とされている方はほとんどがそうだとは思いますが、一生勉強する気がなければ務まりません。

なぜなら、士業は目に見えない知識売るサービスであり、「専門知識を持つ先生」だからです。

全然勉強していないような人の知識を買おうとは思わないですよね。

特に社労士は重要な法改正が毎年のように行われており、知識のアップデートを毎年していかなければなりません。

継続して勉強していく気がない方は社労士には向かないといえるでしょう。

営業力のある人

社労士は、顧客を得るためには自分で営業しなければなりません。

そのため営業力がなければ絶対に務まりません。

特に開業したての頃は、飛び込みの営業などもしている社労士さんもいると聞いています。

もし、営業力に自信がないのであれば、現在の勤め先で、社労士の営業を意識して仕事をしてみるのもいいかもしれません。

私は本業が銀行員ですが、最近は自分が社労士の営業するならどんな感じかを意識してやっています。

自分が営業の適性があるのか見えてくるのでおすすめです。

社労士の適性のない人の特徴


社労士の適性のない人というのは言い過ぎかもしれませんが、開業した時に壁にぶつかってしまう人のタイプも解説しておきます。

正義感が強すぎる人

社労士を目指す人の中には、弱者の手助けをしたい、人の役に立ちたいと思っている人はたくさんいると思います。

こういう方が実際の社労士業をすると必ずぶつかるギャップがあります。

それは、社労士は経営者側に立つことが多いからです。

社労士は結局顧問契約で収入を得ることがメインとなるため、経営者に助言を求められることがほとんどです。

そういう中で弱者である労働者を助けるというのは、中々難しいのかなと感じます。

逆に合法的に社員を辞めさせるようなアドバイスを求められることもあるかもしれません。

そういう仕事が嫌なのであれば、個人の労働者向けの年金専門の社労士などになるかなと思いますが、収入面を考えると厳しいでしょう。

最初の内はある程度泥臭い仕事もしなければいけないという覚悟を持っておくことは必要になると思います。

ある程度収入が安定したところで仕事を選べるようになると思います。

それまでは我慢が必要です。

・社労士は経営者側に立つことが多い。
・泥臭い仕事も覚悟する。
・収入が安定してきたら仕事を選ぶ。

適性があるのかためす方法

自分が社労士の適性があるのかないのか分からない方もいると思います。

そんな方は今できる環境で適性があるか試してみましょう。

方法はいくつかあります。

社労士の副業をしてみる。

実際に私は社労士業で副業を行っています。

基本的に社労士会斡旋のアルバイトをしているのですが、業務内容的にはコンサル業がほとんどです。

経営者と話したりする助言をさせてもらったりしていますが、その中で自分の向き不向きは確認できると思います。

また、同じ社労士の人と話す機会もあるため、いろんな成功体験や失敗経験などを聞いたりすることも勉強になると思います。

すでに社労士資格を持っている人にはお勧めです。

バイト代もかなりいいですよ☺

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本業を利用する。

本業で社労士業務と関連がありそうな部署に異動希望を出すことも、一つの方法だと思います。

おすすめは人事部と法人営業があるところです。

特に人事部は給与計算ソフトなどを使用して、社労士と同じような仕事をするためかなり参考になると思います。

将来的に、社労士として人事労務部門に特化しようと思うのであれば絶対に希望を出した方がいい部署です。

法人営業部は、どれくらい自分に営業の実力があるのか試すいい機会になると思います。

営業してて物凄くストレスを感じるようであれば、独立開業という方法は避けた方がいいかもしれません。

それ以外の仕事においても、社労士として独立したらというイメージを常に持つことで、将来的に役に立つスキルが身につくかもしれません。

いつか辞めるからとかいう気持ちで仕事をするのではなく、全力を尽くして本業にも取り組むことで将来の成功につながるはずです。

社労士の適性まとめ

いかがでしたでしょうか。

社労士の適性があるかどうか理解出来たんじゃないかと思います。

現時点で適性がなくても、努力していろんなスキルを身につけることで、将来的に適性が身につくこともあると思います。

私も社労士の副業をすることで、新しいコミュニティのつながりもでき毎日成長できています。

皆さんも日常の中で自分にできることを全力で取り組んでみて下さい。

本記事まとめ
・常に勉強する必要がある
・正義感が強すぎると壁にぶつかる
・適性があるかは今の仕事で試してみる
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