働きながら資格取得!コスパ最強の資格10選!
何か資格を取得したいけどそんなに難しくないけど役に立つ資格を知りたい。
効率よく将来性のある資格を取得したい。
本日はこんな疑問に答えていきます。
AIの時代の到来を背景に、企業が終身雇用制度に疑問を持ち始め、大量リストラの時代が訪れようとしています。
そのような中で、自分の価値を高めるため資格を取得したいと考えている方が増えてきています。
どうせ資格を取得するなら、短時間で役に立つ資格をぱっぱと取得したい!
本日はそんな方たちのために、私が個人的に厳選したコスパのいい資格を10個解説していきたいと思います。
新卒で地方銀行に入行して10年超が経過。
銀行員としての自分に限界を感じながら、毎日社畜として勤務。
働きながら、宅建や社労士、TOIECなど様々な資格を取得しています。
令和2年司法試験予備試験に挑戦。
短答不合格でした。
今年はとりあえず行政書士試験合格目指してます。
詳しくはこちら
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プロフィール
コスパのいい資格とは
どんなに役に立つ資格であっても、取得時間に10年以上かかるような資格は正直取得しようとは思いませんよね。
本記事では、以下の点を重視します。
・勉強時間
・独占業務の有無
・資格の権威性
・転職でのメリット
・将来性などを重視します。
それぞれのバランスをみてコスパ最強の資格を見つけていきましょう。
コスパ最強ランキング
1位:宅建取引士
勉強時間 | 300h~350h |
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独占業務の有無 | 有り |
資格の権威性(★5) | ★★ |
転職でのメリット(★5) | ★★★ |
将来性(★5) | ★★★★★ |
コスパ最強の資格といえば宅建取引士といっても過言ではないでしょう。
宅建取引士がコスパ最強といわれるのは、社会的に超重要な独占業務を有している資格の割に取得難易度がそこまで高くないからです。
宅建取引士は不動産取引の際には必ず必要とされます。
不動産取引は日常的に行われているため社会的に不可欠な資格です。
それだけ重要な資格なのに、本気でやれば2~3か月で取得できるのはかなりコスパが高いといえるでしょう。
また転職でも金融業界、不動産業界など評価する業界は多いです。
加えて、日本の抱える空家問題などの背景から、不動産取引を生業とする宅建取引士の出番は増え続けるでしょう。
総合的に判断し、宅建取引士はコスパのいい資格1位とさせていただきます。
2位:日商簿記検定2級
勉強時間 | 250h~300h |
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独占業務の有無 | なし |
資格の権威性(★5) | ★★ |
転職でのメリット(★5) | ★★★ |
将来性(★5) | ★★★★ |
日商簿記検定2級の凄い点は、かなり万能な資格という点です。
日商簿記2級は財務や経理部門でかなり評価の高い資格であることはよく知られています。
これに加えて、財務諸表を見る力がつくため、株式投資をする際にもメリットがあります。
また、フリーランスで独立した場合は確定申告などでもその知識は活かせるし、簿記を極めると、税理士や公認会計士試験などにもつながっていきます。
自分の可能性をかなり広げてくれるのが簿記2級の特徴です。
もう一つ忘れてはいけない点は、日商簿記2級の試験は年に3回も実施されています。
宅建取引士など年一回しかない試験と比べると、かなり取得しやすい試験になっています。
この点も踏まえて、ランキング2位とさせていただきます。
3位:社会保険労務士
勉強時間 | 1000h |
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独占業務の有無 | 有 |
資格の権威性(★5) | ★★★★ |
転職でのメリット(★5) | ★★★★ |
将来性(★5) | ★★★ |
社会保険労務士は勉強時間1000時間と、これまでの資格と比べるとかなり難易度が高いです。
しかし、難易度が高い分、取得するとかなりメリットが大きいです。
メリットは大きく3つあります。
・人事部門で評価される。
・社会保険、年金のプロとしてコンサル力を評価される。
・独占業務があるため独立開業できる。
会社に勤めている場合でも、フリーランスとして働く場合でも大きなメリットがあります。
営業店で働いている人も社労士を取得することで人事課へ配属される可能性があるため、働く環境を変えたい人にはメリットになるかもしれません。
また、女性に人気の資格であることも特徴の一つですね。
資格難易度は高いですが、非常にメリットが大きいため3位にさせていただきます。
4位:TOEIC listening & reading 730点
勉強時間 | 800h |
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独占業務の有無 | 無し |
資格の権威性(★5) | ★★★★ |
転職でのメリット(★5) | ★★★★ |
将来性(★5) | ★★★★ |
TOIEC L&R 730点をランキングに載せたのは、730点以上のスコアがあれば市役所の中途採用にて評価対象となるからです。
TOIECは日本においては英語の試験の中では一番認知されている試験です。
730点以上のスコアがあれば、ある程度英語が得意な人とみなされます。
転職の際はほとんどの業界で有利に働くのは確実だと思います。
今後もグローバル化が進んでいくのは間違いないため将来性も高いです。
特に学生時代、英語の勉強が好きだったという人にはおすすめですね。
5位:行政書士
勉強時間 | 500h |
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独占業務の有無 | 有 |
資格の権威性(★5) | ★★★ |
転職でのメリット(★5) | ★★★ |
将来性(★5) | ★★★ |
行政書士は公的書類の作成代行という独占業務を持っています。
こちらを武器に独立開業することも可能です。
しかしながら、開業の競争率は非常に高いため、独立して稼ぐ難易度は非常に高いです。
起業勤めの方のメリットとしては、法律の知識があるとみなされるため、法務部などでの需要があります。
特に公務員の方は行政書士を持っていると重宝されるでしょう。
勉強時間は500hほどで働きながらの独学でも十分取得は可能です。
総合的にみてコスパのいい資格としてランクインさせていただきます。
6位:ITパスポート
勉強時間 | 100h |
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独占業務の有無 | 無 |
資格の権威性(★5) | ★ |
転職でのメリット(★5) | ★★ |
将来性(★5) | ★★★★ |
ITパスポートは、情報系資格の登竜門です。
資格取得のメリットはさほど大きくありませんが、とにかく誰でも簡単に取得できます。
ITの資格は将来性がかなりあるため、今後ITパスポートの価値は上がってくると考えられています。
私の銀行も、本部に勤めている人は、全てITパスポートの取得を義務付けられました。
また月に3回くらい試験が開催されていることから、かなり資格取得しやすいです。
持っているだけで、普通の人よりはITに詳しいとみなされるため、システム課などに配属されるかもしれません。
取得のしやすさと、将来性を踏まえて、コスパの良い資格と考えます。
7位:不動産鑑定士
勉強時間 | 3000h |
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独占業務の有無 | 有 |
資格の権威性(★5) | ★★★★ |
転職でのメリット(★5) | ★★★★ |
将来性(★5) | ★★★★ |
不動産鑑定士は日本における三大難関資格の一つです。
難易度は相当高いですが、取得後のメリットはかなり高いです。
不動産鑑定士は現在、不人気のため受験者は減少傾向にあり、かなりねらい目です。
また、国から依頼が入るためくいっぱぐれることは少なく、不況に強い資格として知られています。
不動産鑑定士を目指す人にとっては、追い風になる状況が今後も続くと思われるため、コスパいい資格としてランクインしました。
8位:公認会計士
勉強時間 | 3000h |
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独占業務の有無 | 有 |
資格の権威性(★5) | ★★★★★ |
転職でのメリット(★5) | ★★★★★ |
将来性(★5) | ★★★ |
公認会計士も日本の三大難関資格の一つです。
取得することができれば、人生大逆転できるレベルの資格です。
その分難易度はバカ高いです。
独学ではほぼ合格は不可能とされていて、資格スクールに通う費用も必要となるでしょう。
しかし、合格後のメリットは大きく、公認会計士は監査法人で働くことができるのに加え、税理士として開業もできます。
この点はかなりコスパいいですね。
ただ、公認会計士の合格者のほとんどは専業で勉強している人です。
社会人合格を目指すのであればかなりの覚悟が必要になってくるでしょう。
9位:日商簿記検定1級
勉強時間 | 500h~800h |
---|---|
独占業務の有無 | 無 |
資格の権威性(★5) | ★★★★ |
転職でのメリット(★5) | ★★★★ |
将来性(★5) | ★★★ |
日商簿記検定1級は2級の難易度から跳ね上がります。
かなり難しい試験ですが、社会的な価値はかなり高いです。
もし取得することができたのなら、1流企業への転職も夢ではなくなるでしょう。
特に経理部門での実務経験もあれば、需要はかなりあると思います。
会社員として生きていく場合は経営により近いところに配属される可能性が高くなるのもメリットですね。
難易度は高いですが十分な見返りのある資格だと思います。
10位:弁護士(法科大学院ルート)
勉強時間 | 5,000h |
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独占業務の有無 | 有 |
資格の権威性(★5) | ★★★★★ |
転職でのメリット(★5) | ★★★★★ |
将来性(★5) | ★★★★★ |
弁護士資格は日本一の権威性を備えた資格といっても問題ないでしょう。
弁護士になるためには2つの方法があります。
一つは予備試験に合格して司法試験を受験する方法。
もう一つは法科大学院を卒業後、司法試験を受験する方法です。
難易度でいうと、圧倒的に法科大学院ルートが易しいです。
司法試験合格後、1年間の司法修習を終えると、弁護士として働くことができます。
かなりの年数と努力を積み上げなければ、弁護士となることはできませんが取得後のメリットは計り知れません。
旧司法試験と比べると、法科大学院ルートでの受験はかなり難易度が下がっています。
一部の天才じゃなければ合格できないような試験ではなくなっているため、昔よりコスパのいい資格となっています。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回はコスパのいい資格ということで、ランキング形式で解説させていただきました。
私は若手の銀行員時代、銀行業務検定試験というめちゃコスパの悪い資格取得に時間を費やしていました。
この記事を見た人は、自分の時間を無駄にしないように、人生をより良い方へ導いてくれる資格勉強をしてください。
少しでも参考になればうれしいです。
では、また次の記事でお会いしましょう。
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